先輩から学ぶ♪  時の旅人  合唱練習

合唱:先輩の合唱を聴いて♪(写真1)

合唱:時の旅人歌詞を覚えて♪(写真2)

合唱:理想の合唱目指して♪(写真3)

 2年生集大成の大きな行事、合唱コンクールの練習が本格的にはじまりました。学年、クラスみんなで力を合わせて、2年生の持っている力を十分に出し切ってほしいと思います。文化委員はHRで自分たちで作りあげる合唱コンクールについて考えました。皆さんの歌声を楽しみにしています。 合唱コンクールに向けて  

 51期生 2年生課題曲「時の旅人」

 今年の2年生の合唱コンクールの課題曲は「時の旅人」である。1990年に発表された、深田じゅんこ作詞、橋本祥路作曲の混声三部合唱曲である。中学・高校の合唱コンクールなどでの定番曲として人気が高い曲だ。 めぐる風 めぐる思いに乗って なつかしいあの日に会いにゆこう♪「時の旅人」は、約30年前にできた曲なのに、今でも新鮮に感じる。歌詞も曲も素晴らしいから、心に響くからこそ歌い継がれるのだろう。

 とあるクラスでは、過去九中の先輩が歌い賞をとった合唱を聴き我がクラスを鼓舞する(写真1)。このレベルまで歌いたい。まずは、歌詞を覚えるところから始めよう。模造紙に歌詞を書き出した。教室に張り出す(写真2)。音楽の時間以外に歌詞をみながらの練習が始まった。合唱の中心となる文化委員の面々が決を新たにし、理想の合唱コンクールに向かう(写真3)。

 理想の合唱コンクールに向けて 

  学年目標は「みんなの壁を乗り越えよう」である。文化委員は合唱コンクールを通してクラスの目標を達成するために動く。5回のクラス練習や日々の放課後の練習などを、担任の先生と相談しながら仕切る。また、クラスの現状やゴールを絶えずクラスに伝え、クラスの合唱を盛り上げていく。技術面等はパートリーダーや指揮者に伝えてもらう。クラスの仲間と同じ教室で過ごせるのもあと少し、学年の思いやクラスの思いを踏まえて、文化委員は「理想の合唱コンクール」を目指す。晴れ舞台は、2月7日(金)九中体育館である。

 文化委員「理想の合唱コンクールは一人ひとりがやる気をだして歌えたか、どれだけ頑張れたかだと思います。なので、今の状態では理想の合唱コンクールにはなりません。合唱コンクールが終わった後、みんながやりがいを感じられて、3年生につなげられるようにしたいです。文化委員が手本にならないといけないので、まじめに取り組み、最後まであきらめないで声かけをして合唱コンクールをいいものにしていきたいです。」

 作曲の橋本祥路先生の言葉「時は、瞬く間に過ぎてしまいます。私たちは何気なく過ごしている間にも時は立ち止まることなく過去を作っています。過去のすてきな思い出やすばらしい未来をも、現在が作っていることを示唆しています。また、今の自分の生き方によって、過去や未来も変わってくることを訴えています。曲は、大きく三つに分かれています。各部分の特徴を生かして、表現豊かに歌いましょう。曲の最後は、祈りと願いを込めて歌いあげましょう。」

吹く春や 心合わせて めぐる風