進路説明会  進路説明会2

アドミッション 

進路説明会1 (写真1)

進路説明会2 (写真2)

自己申告書 (写真3)

  14日「修学旅行説明会」を体育館で実施しました。多くの保護者の方にお越しいただくこの機会に進路担当者より、「進路ここは押さえときます」も併せてお話をさせていただきました(写真1)。当初、用意した150の椅子では足らず180名以上の保護者の方にご参加いただき、本当にありがとうございました(下写真)。進路説明会2019

 君子 危うき情報に近寄らず

 進路担当者は思った。子どもが初めての進路選択をおこなう保護者が多いと感じていた。公立入試制度は毎年のように変わり複雑になってきている。世の中にあふれかえる情報の取捨選択も必要だ。そこで保護者の方にも「進路決定」をするときに大事にして欲しい考え方「良い進路は良い準備から始まる」と、進路決定までの一年間の予定についてご理解いただいたのだ。

 ということで担当者は※”君子危うき情報に近寄らず”も語った。進路を邪魔する危険な情報に振り回されない等、「進路の現状と課題(写真2)」について詳細にお話をさせていただいた。※君子危うきに近寄らず・・・「君子」とは立派な人のこと。 君子は身を慎み守り、危険なことははじめから避ける。

 3年生 心・安全に近寄って

 高校生活等を始める前に中学校生活をどう過ごすか。3年生は大事な選択を決定しなければならない。安心して安全に学べるクラス、集団が大切となる。進路は団体戦だ。落ち着いたクラスの雰囲気があってこそ、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」チャレンジする気持ちがみなぎろうというもの。さて、2014年度の入試から、「どの大阪府公立高校も受験可」となったが、九中生の進路先にあまり変化はおよばなかった。遠くの親戚より近くの・・・で、ご近所が多いのかもしれない。さて、公立選抜制度の特徴のひとつに学力検査や調査書以外に、自己申告書(アドミッションポリシーに基づいて)があげられる。作文だ。テーマは、「あなたは、中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)でどんな経験をし、何を学びましたか。また、それを高等学校でどのように生かしたいと思いますか。できるだけ具体的に記述してください(写真3)。」さぁ、今から具体的に準備しよう。

 選抜方法も詳細に説明させていただいた。 調査書評定は、3年生だけで私立高校なく1・2年の成績も加味される。合否ライン上下20%をボーダーゾーンと呼ぶ。ボーダーゾーンの中からは、自己申告書の記載内容がその高校のアドミッションポリシーに極めて合致する者を優先的に合格とする。

 ボーダーに入ったら、自己申告書は、何もしゃべらないがものを言うのだ。公立高校について詳しく調べるには・・・「咲くっと検索 サクセスなび」愛称「咲くなび」。私立高校について調べるには・・・大阪私立中学校高等学校連合会→web ページ資料右)を参考にしてください。

 担当者3年生にあがって入試や成績のことが気になるとは思いますが、大阪府の中途退学者で一番多い中途退学理由は学校不適応、学業不振です。平成29年大阪府の公立高校で約1700名の生徒が残念ながら中退しました。高校生活も中学校生活の延長線です。中学校のうちに高校生活の基礎を育んでほしいものです。成績にとらわれて大事なものを忘れないようにしてください。自分の”生き方”を含めて考えましょう。”高校さえいけばいい”と短絡的に考えないことが大事です。」

良い進路 良い準備から始まる