人権作文感謝状  わっかカフェへようこそ(東映ビデオ)

真剣に視聴

人権作文感謝状(写真1) 

 人権啓発DVD(写真2)

人権啓発DVD視聴中(写真3) 

 2月13日、生徒がクラブ活動で汗を流していた頃、校長室では九中PTA運営委員の方々が汗を流し学んでいました。豊中市の「人権教育推進委員協議会 学校(九中)を使っての学びの会」です。九中地区代表委員の方が、豊中市より啓発DVDをお借りし視聴しました(下写真)。学びの会

 校長室カフェへようこそ。

 4時過ぎ、PTA運営委員さんの方々と人権九中地区代表委員の方2名が校長室に集った。温かいお茶が入れられ、校長室カフェへようこそが始まる。地区代表委員「今日は学びの会に参加いただきありがとうございます。最初に校長先生お願いします」お願いされた校長先生「毎年人権の学習会を楽しみにしています。先日、全国人権擁護連合委員会による中学生作文コンテストの実施に九中生が尽力したということで感謝状(写真1)をいただきました。昨日の全校朝礼で表彰紹介をしました。今日は有意義な時間になればと思います」と少し自慢をした後、「わっかカフェへようこそ ~ココロまじわるヨリドコロ~(写真2 東映ビデオ)」の幕が開く。

 DVDの内容は、①インターネットによる人権侵害 三色団子の向こう側(初めてスマートフォンを持つ中学生が主人公 SNSで友達との誤解が生まれるのはなぜ? )②高齢者の人権 世代をつなぐ柏餅(4人に1人が65歳以上の高齢者となる、家族だけの問題だろうか?)③外国人の人権 コンペイトウの来た道(外国人の方はどんな悩みを抱えている?)である。皆さん、画面に釘付けとなった(写真3)。

 「わっかカフェへようこそ」を視聴して。

 視聴後、「皆さま方、肩の力を抜いて意見交換をしましょう」で学びの場が始まった。人権に関しては「一言持っています」の方から学びの初心者まで意見交換である。「SNSでのつながりが簡単になって、危険を身近に感じます」「SNSはパッとおくれるので、想像する力が必要ですね」「我が家ではスマホが差し迫った課題です」「子どもが高校に行ったら本当に友人関係がわからなくなり・・・、中学では友達の顔が見えたけど高校ではスマホの中の友達が、本当に誰かわからなくなるからね」と的確なアドバイスがパスされる。「介護が現実的な問題となっています。法律の環境は整っても、人と人のつながりが薄くなっているような気がします」「今日の学びの場、3つとも良かったです。だからこういう縁を大切にしたいと思います」「ハートがばくばくしています。外国人に対する意識は、親の世代とは違います。外国の方とふれあうのが大事です」「外国の方だと一歩引いてしまう自分がいるので、一歩を引かない自然な自分でありたい」

 大人が出来ていないと子ども達に教えられない。学びの会は、コミュニケーションを通じて人権を身近に感じ、行動につなげる場となった。

学び合い 人権ふれる よりどころ