九中紅葉  除草・せん定後  落ち葉をブロー

色鮮やか九中紅葉(写真1)  

 除草せん定後(写真2) 

落ち葉をブロー(写真3) 

 期末テスト・・・午後の豊中市立第九中学校    テスト中の放課後には生徒がいません。そこで、音の出る除草せん定作業を業者の方にお願いしました。ふだん、せん定は定期的に用務員さんがおこなってくださっているのですが、九中は樹木が多く、外周やA棟の急斜面、C棟裏のフェンス沿いはかなりの手強さがあります。そこで、普段なかなかお手入れができない樹木のせん定と除草作業を、豊中市が専門家に依頼したのです。除草せん定

 紅葉が見頃 27日の除草せん定作業 

 モミジやカエデが映える。モミジとカエデは同じ意味なのだが、カエデの中でも色が変わる葉っぱを「モミジ」と呼ぶ。特に葉の切れこみの深い赤ちゃんの手のような形の赤い葉は大変美しく、見る者の心を和ませてくれる。27日紅葉がきれいだなの中(写真1)、グォーと大きな音が鳴った。九中生がテストで額に汗を流した下校後の誰もいなくなった草木も眠る放課後、九中は眠らなかった。職員室で先生方が仕事をしている最中、A棟とB棟の間には6人の業者の方がおられた。前回、用務員さんのグループワークで刈り取った場所だ。この場所は、ほぼ40度の斜面に雑草が水木しげる、生い茂る状態に戻っていた。

 専門家が斜面に立つ。手には草刈り機、ぐぃっと踏ん張る。腰を落とす。強靱な足腰じゃないとこの姿勢はかなりきつそうだが、専門家は違う。草刈り機がうなり声をあげるとともに雑草が舞う。刈られた草は熊手で、さっとかき集められる。数時間後40度の斜面はスポーツ刈りとなっていた。あーすっきり(写真2)。

 落ち葉が見頃 28日の除草せん定作業除草業務

 今日28日午後も除草作業は続く。作業工程のボードがおかれた(右写真)。これは、授業における「今日の目標」めあてではないか。何をされているか一目瞭然!!目的は安全対策だ。樹木で見通しの悪くなった場所をよーい、どんで刈る。助走はしない”除草”開始だ。通用門から外周を一斉にせん定する。樹木の横から生木々が生えていた。ひこばえだ。ひこばえとは、太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てるので「ひこばえ(孫生え)」というそうだ。春の季語だが秋にもはえる。専門家の方「ひこばえは本体の根元から生え、本体の栄養を持っていくので刈り取っていきます。」ひこばえもきれいに刈られ、一面見栄えが良くなった。だが、まだフェンス沿いには赤やら黄色の絨毯とともに雑草がひろがっている。見頃の落ち葉と雑草を※一網打尽にしなければならない。フェンス外には、安全ネットを張り外にとばないようにして、肩掛け式の草刈り機がぐぃーんと大きなうなり声をあげた(左上写真)。ぐぃっと踏ん張る。腰を落とす。雑草が舞う。落ち葉と一緒に刈られた草がブローされ(写真3)一カ所に集められた。見通しの悪かった場所が、あーすっきり。※一網打尽(いちもうだじん) ひと網であたりのすべての魚や鳥獣などを捕らえる。転じてひとまとめに捕らえること。

緑あふれる九中も、お手入れしてこそ。専門家の皆さんありがとうございました。

秋深し 安全とともに 刈る匠