ニュース NHKより

防犯教室2

さすまた

NHKニュース:容疑者の靴(写真1) 

不審者対応訓練:さすまた(写真2)

不審者予防:さすまた(写真3)

  吹田市内において、警察官が襲われ、拳銃強奪事件が発生しました(写真1)。16日の対応はHPや学校連絡メール1報から3報でお伝えしましたが、17日以降の対応は以下のとおりでした。豊中市教育委員会より、容疑者の身柄が確保されていなければ「臨時休校」、7時までに確保されていれば「通常登校」の対応・・・・です。そして17日7時前、臨時休校も止むなしか!と覚悟した矢先、スマホやテレビの画面から、「容疑者確保」の速報が流れました。

 4報 本日の学校について 身柄確保の速報後、豊中市からの最終身柄確保確認の連絡を待つ間に、4報を配信する。田市での事件を受け、ただいま警察と豊中市教育委員会で情報確認中です。今しばらく自宅待機をお願いします。豊中市教育委員会から情報が入り次第メール配信します。」7時過ぎ、豊中市より、「身柄確保」の連絡が入り、5報の配信をおこなった。

 5報 本日の授業について 中市教育委員会より、犯人の身柄が確保され安全が確認されたという連絡が入りました。通常通り登校してください。※学校給食・購買部は平常通り行います。」配信後、生徒の登校を待つ。8時35分、担任による朝の出欠確認をおこなう。登校していない生徒に対しては電話で家庭連絡を取ることを決めていたが、欠席連絡のあった生徒以外の出席が確認出来、平常授業を行えた。


  練習 さすまた不審者対応  落ち着いてください。危険な状況に係らない。近寄らない。君子危うきに近寄らず。

 まさかです。お隣の吹田市でまさか、拳銃強奪事件が起こるなんて。想定外の事がおこる現実を突きつけられました。刃物を持った不審者も怖いが、銃を持った不審者が目の前に現れたら・・・想像するのも恐ろしい。どこで犯人と遭遇するかわからないので、命の安心、安全を第一に考えて行動するしかありません。危険に見舞われないためには自己防衛するしかありません。今回のケースでは家に鍵をかけ不必要な外出は避ける。情報を収集し世間の様子を見守る。君子危うきに近寄らないのが一番です!

 どうしても夜間に外出する必要がある場合、一人で歩くのはやめましょう。犯罪者はあなたの隙を探しています。自分の周囲に注意してください。下を向いて歩いたり、携帯電話で音楽を聴きながら、スマホを触りながら歩くのはやめましょう。

 不審者予防:「さすまた」を使って  拳銃には対抗できないが、学校は安全だと信じたい。不測の事態が”ある”を想定しておく必要がある。見かけない人が、下足室付近をうろうろしている。誰だ?職員が気づく。「こんにちは。どちらに御用ですか。」と声をかける。その方の様子がどうもおかしい。もう一度声をかけた。問いかけを無視して、校舎内へ向かう。「お待ち下さい。どちら様ですか」と、再度問いかけるも反応せず逃げた。この方は、この時点で来客者から不審者となった。不審者が向かって来るかもしれない。そんな状況下に陥ったら・・・。そういう想定で、豊中署の方に来ていただき、防犯の研修もおこなっている(写真2)。 今回の件を踏まえて、「さすまた(防犯用 ”こない手” 写真3)」の場所と使用の確認をした。不審者とは近くで話さず距離をとる。刃物を持っている可能性があるからだ。”からだ”に危険が及ぶ場合は、「さすまた」を使う。身柄を確保したら両手両足を押さえる。複数の「さすまた」を用意し目線の高さにして間合いをとる。腰を落とし相手に押しつける!あくまで相手の前進を止めるのが目的だ(写真左上)。さすまた・・・相手の動きを封じ込める捕具。

不審者へ さすまた二つ 動きとめ