天気図 天気図の作成 ワークシート

理科:天気図(写真1)

理科:等圧線の説明(写真2) 

理科:等圧線と前線を記入(写真3)

 新型コロナウイルス感染の脅威が止まりませんが、その前に出来ることをしたいと考えています。本来なら、本日の内容は2月にHP上で、「理科の授業~天気図の作成~」として公開をする予定でした。しかしコロナウイルスに水を差され延期していました。そこで、コロナ以外の九中情報に触れていただきたく本日紹介をします。豊中市立第九中学校は、日本教育工学協会から「学校情報化 優良校」の認定を11月1日より受けています。天気図について

 教科指導におけるICT活用 

 本校は、日ごろから情報化教育を推進しているのだが、客観的な評価をしてくれるところが欲しいな、と模索していたらあった。日本教育工学協会さんというところである。文科省後援のお墨付きの団体だ。ここの「お墨付き」をいただいた。いただいたからには、ICT機器を使った授業をしていこう。

 試験一週間前の2年理科の授業である。今となれば遠い昔だ。担当者は思う。「世の中便利になるのも善し悪しではないでしょうか。毎日口にする食べものにしても、豆腐やコンニャクは何を材料に、どのようにしてできているのかということもわからない人が増えています。わからなくても食べられればいい・・・。」仕組みはわからないが、リモコンボタンを押すとモニターに天気図が映し出された。

 PCやスマホなどのICT機器は、今や中身が複雑すぎて何がなんだかわからない。使えればいい。確かにそうだ。テレビやラジオの仕組みや電波のことがわからなくても、リモコンの扱いを知っていれば生活に困ることはない。毎日の生活に関わる天気についても、お天気お兄さんやお姉さんの天気予報を見ればいい。傘が必要かどうか判断できれば、天気図の意味を知らなくても生活はできる。

 教科指導におけるICT活用(理科)  

 理科の授業である。2年生の理科第2分野の授業!いよいよ大詰めにさしかかって来た。気象の学習のまとめとして天気図の作成をおこなう(写真1)。天気図の見方を説明し(写真2)傘をひろげアナログな説明を取り入れた(写真左上)。等圧線が同心円状にひろがる・・・天気図の理解を深める。 

 担当者「これまで海や山で働く人や、山登りをする人などは自分たちでNHKのラジオの気象通報を聞いて、天気図を自分で書いて天気の変化を予測してきました。いまはインターネットの普及に伴って、気象台のHPでいつでもリアルタイムの天気図が見られるようになっています。やはり自分で書いてなんぼ。天気図の意味がはっきりとします。みんな等圧線の引き方には苦労しましたが、なんとか完成させることが出来ました(写真3)。天気図に前線や等圧線を記入することで、天気予報が身近に感じられるようになったのではないでしょうか。」

入試・卒業式最新情報は明日アップします