腕章

巡視3

巡視中

腕章は必需品(写真1) 

千里セルシー巡視へ(写真2)

千里周辺は健全だった(写真3)

  おやじ巡視  

 9月1日の今日は”防災”の日です。それは、大正12年(1923年)9月1日に発生し10万人以上の死者・行方不明者を出した『関東大震災』に由来しています。本校では5日に防災訓練をおこなう予定です。さて、豊中市では8月25日から2学期が始まっていますが、夏休み中は、小学校での夏祭り、朝日プラザの納涼祭など校区のあちらこちらでお祭りがおこなわれ九中生も楽しませていただきました。子ども達の安心安全を見守るため、「お祭り」には九中職員が出向き巡視をおこなっています。そして8月最後の日曜日(27日)は、PTAの方も参加し千里中央周辺を「おやじ巡視」という形で巡りました。子どもたちへの災いを防ぐ目的です(左下写真)。巡視

 千里セルシー

 「千里セルシー」は、複合型商業施設である。何でも揃っている。千里セルシーがオープンしたのは1972年、万国博覧会や九中とほぼ同時に誕生した。いつ来ても賑やかで楽しい雰囲気がある場所だ。最近も文化センター跡地に大型商業施設ができた。以前は流れるプールやボーリング場もあった。セルシー中央には広場があり舞台まである。1970年代には、『パクパクコンテスト』というテレビ番組のひとつのコーナーがここで公開収録され多くの人を集めたことは、もう記憶の遠くの彼方である。その後も数多くのLIVEがここで行われ、「AKB48」もやってきた。今でも人が集まる様々なイベントをおこなっている。

 おやじ巡視 (拡声・隔世・覚醒)の感。とある”おやじ”がつぶやく。~ かつて、巡視する先生方に注意されていた自分が腕章(写真1)をつけている。驚きだ。まさか夜の千里中央の街を見回るとは・・複雑な気持ちが漂う。喫煙・深夜徘徊あるかな?トイレの裏で恐喝・暴力、性被害に遭う場面に出会ったらどうしよう。悪意のある大人や、問題のある先輩方が夜中に出歩く中学生を狙っている可能性が”Night”もいえない。想像は膨らむ。緊張の中千里に向かった(写真2)。Knight(騎士)が千里を守る。

 中学生は見かけない。「あっ!いた!」と思ったら、フリースペースで勉強している3年生だった。思わず顔が綻ぶ。何もない。ゲームセンターもなくなっていた。だが子どもたちを見守る違った目線が出来て、今回の巡視はとても良かった。それより、日曜の夜であまり人が居なくて大丈夫か千里中央?と、そちらが気がかりになった(笑)~

 以前は中高生のたまり場となり、虞犯行為がひろがりよどんでいた時代もあったそうだが、今は面影なく千里は健全であった(写真3)。これも健全育成会等のボランティア団体さんや地域の方の意識の高まり「おかげさんで」にちがいない。おやじ巡視もその一助となり不断の努力を続ける。

 担当者「地区委員長さん、地区委員の保護者、九中職員などを中心に千里中央の見回りを行いました。中学生数人に出会いましたが、特に心配なことはありません。卒業生にも出会い成長した姿を見ることができました。休日の夜にも関わらず、たくさんの方が参加され色々とお話を伺うことができ有意義な時間を過ごすことができました。今後とも九中校区の落ち着いた環境を守っていけるよう、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。」

変わりゆく  千里のNight  見回るKnight