下絵描き  よってたかって描き  みんなの作業

デザインを書き写す。(写真1)

描いて描いて。(写真2)

よってたかって。(写真3)  

 1年保護者の皆様へ。合唱コンクール延期のお知らせです。1月26日(金)に予定していました合唱コンクールはインフルエンザによる学級閉鎖が続き3月に延期をいたします。生徒の皆さんへ。まだまだインフルエンザは猛威を振るい続けています。雪が降る寒い日も多いですね。体調管理を一番に考えて、早寝早起き、手洗いうがい、3度の食事をしっかりと取ることを心がけてくださいね(1年学年だよりから)。タペストリー制作 

 逆手にとって ソチ五輪開会式はソチ四輪?~

 2月9日に開幕する冬期平昌オリンピックが近づいてきた。アジアでは札幌、長野に続き3回目の開催である。ジャンプやフィギア、スピードスケート等でメダルが期待される。しっかりと応援したい。

 さて、”逆手にとって”といえば思い出すのがソチ五輪開会式だ。開会式でオリンピックシンボルが四輪しか点灯せず、ロシアはしまった!痛恨のどうして点かないんだ!だった。が、閉会式で素敵ユーモアを披露する。閉会式も一瞬四輪しか・・と思わせまたミスか?と世間を心配させたがそれは「トラブルを※逆手にとって」の演出だった。しばらくして見事に五つの輪が開き、より”五輪”を世界に印象づけたのだった。 ※機転を利かせて不利な状況を活かすこと。

 逆手にとって タペストリーはソッチで体育館~

 3月6日に開幕する「送る会」が近づいてくる。1年生では卒業する3年生のため「タペストリー製作」を始めていた。原画は冬休みの宿題として、「飛躍」というテーマのもと全員が書いてきてくれたものの中からいくつかを合体させた。手前味噌ではあるが50期生ならではの素晴らしいデザインとなった。担当者は思う。この原画が体育館の舞台に立つ姿を想像する。3年生を”アッ”とさせたい。この原画ならきっと3年生を送る会で舞台上を華やかに飾るタペストリーになるはずだ。歓声があがるだろう。なにせ大きさもすごい。完成すると縦3m50cm×横6mの「タペストリー」になるのだ。

生徒達はまず大きなケント紙(1m×50cm)一枚に下絵を拡大して書き写した(写真1)。10cm四方のマスを縦5マス横10マスずつ書き込む。部分を丁寧にトレースする。ここの作業が出来映えを左右するので皆真剣だ。一クラス6枚制作し最後に全部で42枚を合体する。だから自分たちは一体どこを描いているんだ!と思う人たちがいても不思議ではない。例年広げる場所がないので「木を見て森を見ず」、のまま各クラスで作業をおこなうのだが、担当者は森(下絵の合体図)を見せてあげたいと思った。そうだ1年生の合唱リハで使う予定だった体育館が空いている。ソッチで体育館だ。使える。合唱コンクール延期を「逆手にとって」1月26日の5,6限に3,4,5,6組の人たちが体育館に集まった。ここで細かく下絵を描く(写真2)。よってたかってつなげた(写真3)。3m50cm×横6mの作品(下絵)が出来あがる(写真左上)。ほうほうほう。こうなるのか。全体を俯瞰した今、自分たちはどこを担当するかがわかる。やる気もでる。全体像の印象がわかった。2月に入ったらこの下絵に折り紙をちぎり、ちぎり、またちぎり貼っていく。みんなの作業が一枚の大きな「ちぎり絵」となる日は近い。

完成した未来予想図は秘密。まだ皆さんにはお見せ出来ない。制作に携わる1年生「ありがとう」が体育館にひろがった。 

 小春日に ありがとう見っけ 体育館