第九中学校

４８期生送る会（写真１)	オープニングダンス（写真２）	吹奏楽から（写真３）

　３月6日（火）昨日は「啓蟄（けいちつ）」です。啓蟄とは虫が冬眠から目覚め活動を始める頃という意味です。春近しは「卒業」近しでもあります。１年生２年生が、”これから始まる３年生物語”に向け、取り組んできた送る会（写真１）をおこないました。ステージには１年生からの「タペストリー」、体育館両サイドには、２年生「ステンドグラス」が会場を包みました。

 　卒業おめでとう　３年生

　平昌オリンピックで盛り上がった今年度、「イロトリドリ」をＢＧＭに3年生が堂々体育館へ入場してきた。「３年生の皆さん盛り上がっていますかーーー」で送る会がスタートする。オープニングを飾るダンスは生徒会執行部＋αだ！キレッキレのダンスを披露した（写真２）。今世間の耳目を集めるダンシングヒーローダンスと、保護者手作り肩掛けショルダーホーンがとっても”昭和”である。会場のボルテージも一気に高まる！バブリーなステージに、３年生の声援と拍手がいっぱいに広がった。続いて吹奏楽部の演奏（写真３）。昨年話題になった曲を３曲演奏した、ＴＷＩＣＥの「ＴＴ」に続き、安室奈美恵さんの「ＨＥＲＯ」、最後にＳＨＩＳＹＡＭＯの「明日も」。「I’ll be your HERO ♪」・・・3年生はアンコールを探し始めた！アンコールの手拍子！顧問が登場。ポリポリと断言、「アンコールは用意していませんが、今日の３曲の中から１曲！」、３年生は、間髪を入れずに「ＴＴ～！」。吹奏楽部は、見事アンコールに応えた。続いて、毎年恒例の生徒会執行部からのくす玉披露だ。昨年の初成功に続き、成功なるか！？詳細はエピソード編に譲る。

　今までの感謝の数は35億

　各クラブから先輩へ熱いメッセージ「今までの感謝の数は３５億」などなどが披露された。送る会は（華僑・佳境・架橋）を迎える。バトンを受けたのは１年生だ。代表がエンジのカーテンに隠れたタペストリーに込めた思いを語る。言葉がつまる（忘れたのではない）。３年生から「がんばれー」の声。エンジの幕の向こうは・・・どんな世界がひろがっているのか、会場は興味津々？スポットが当たり音楽が流れ幕があがった。インフルエンザを乗り越えた”ちぎり絵”が浮かび上がる。現れたのは６ｍ×3,6ｍの壮大な絵、見事なタペストリー”飛躍”だった。一瞬の間をおき、おおおおぉーーのどよめき。体育館が沸く。３年生に「困難を乗り越え羽ばたいて欲しい」という１年生の願いが込められていた。

　２年生も負けてはいない。スクリーンが降りてくる。思い出ビデオにはまだはやい。ステンドグラス製作過程のメイキング映像がスクリーンに流れたのだ。人に歴史あり。３年生に対して感謝の気持ちを表した「ステンドグラス」だ。「左側の窓をご覧ください！何ということでしょう！」暗幕がオープン！鮮やかな色彩が浮かび上がった。一枚一枚暗幕がめくられる！テーマは、いま咲き誇る「花」たちへだった。夏の花（バラ、ひまわり、アジサイ、朝顔）から始まり、秋の花、冬の花、咲き誇る春の花へと続く。卒業へと続く九中で過ごした3年間が花絵巻のようにひろがる。学校を彩ってくれた先輩に、これからも大輪の花を咲かせて欲しいという願いがこめられている。

　お返しは、「大地讃頌」３年生が圧倒的な声量で１，２年生に応える。３年生は今だ成長しているを実感した。最後は、タペストリー「飛躍」・ステンドグラス「いま咲き誇る花たちへ」と盛大な拍手に見送られつつ３年生は、次のステージに向かう（写真左上）。

　 いま咲き誇る花たちへ...　ステンドグラス