パンフレット  

 サークル ひこうきぐも

 吹奏楽部 オープニング 

千の里 今年は静岡県(写真1)

千食標 ひこうきぐも (写真2)

千客万来 吹奏楽部(写真3)

 祝日「海の日」の前日の日曜日(7月16日)は新田南夏祭り。16年前に子どもたちの思い出になる夏祭りを作ろうと立ち上がった企画です。子どもたちにとってはふる里のお祭りとして定着、昨年は岡山県を誘致し今年は静岡県から、ふじっぴーと家康くんに来ていただきました(第16回新田南祭り実行委員さんより 写真1)。今年もその由緒あるお祭りに「サークルひこうきぐも」が、からあげ屋さんを開きお客さんの胃袋を「千食目標」で満たし(写真2)、九中吹奏楽部はパフォーマンスステージでオープニング演奏を披露し来場者の心を満たしました。吹奏楽部 LIVE

 千里の道も一歩から

 毎年新田南夏祭りで演奏するのが吹奏楽部の恒例となった。午前中九中で練習し、午後1時40分に「千里の道も一歩」を踏み出す。遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まるのだ。 Rome was not built in a day(ローマは1日にしてならず)、練習の積み重ねの向こうに吹奏楽部がある。

 大きな楽器はトラックに積み込んだ。ちっちゃな楽器は手持ちで約90名が、顧問引率のもと会場の新田南小に徒歩で向かう。これが結構遠い。パートリーダーが人数を点呼し各パートの部員を並べる。2列(縦隊・渋滞・重体)で並び、細い道は1列でもくもくと歩く。もちろん地域の方には迷惑はかけない。自転車や車が来ようもんなら上級生が「右寄って」と指示をする。約25分歩いた。最後は坂道が続く。ウォーミングアップにしてはきついなぁ、ぐらいの坂である。息も絶え絶えに(顧問)登りきり出発から30分後に会場に到着した。顧問の万歩計は約5000歩を刻んだ。”千の里”への道は往復1万歩だった。 

 オープニングステージ!

 部員一同全身汗びっしょりとなったが、夏祭り実行委員さんが冷えたペットボトルの水を用意してくれていた。生き返った。うまい。さぁ、うまい演奏を披露しなくちゃ。1年生にとっては今日で2回目の本番となる。楽器が決まったのは5月中旬で、取り組んだ曲は「世界に一つだけの花」、そして今日は「オリンピック スピリット」も演奏しなければならない。緊張も自然と高まってくる。心臓ばくばく。緊張のあまり喉から心臓が飛び出したらどうしよう・・・大丈夫だ、心臓はとびださない。

 定刻3時半に司会がオープニングを告げた。最初は2,3年生だけの演奏で昨年大ヒットした星野源さんの「恋」がビート感を持って奏でられる。続いてこれも昨年大ヒットした映画「君の名は。」から「なんでもないや」、「前前前世」、とプログラムが進んでいく。会場は満員御礼、千客万来(写真3)。さあ!1年生の出番だ。2,3年生の間に着席し準備ができたことを指揮者が確認し「オリンピック スピリット」の演奏が始まった。緊張しながらも勇壮なメロディーが体育館に響く。会場には緊張感溢れた演奏も、もうエンディング・・・、アンコールだ!今年はアンコール曲を用意していた。「世界に一つだけの花」のイントロ部分が流れ始める。この曲は6月の九中での「オープンスクール ミニコンサート」でも演奏した曲だ♪。演奏が終わって万雷の拍手!司会の3年生がまだまだ未熟な私たちですが・・・と言っていたが演奏後の拍手は、「いいやいいや、1年生もたいしたものだよ。」の拍手喝采だった。

 顧問「1年生にとっては次の舞台を踏むためのいい経験になったに違いありません。この後25日にアクア文化ホールで2,3年生だけで「豊中市サマー ブラスフェスティバル」でコンクールの課題曲と自由曲を演奏し、27日に箕面自由学園では1年生を含め全員で「ハッピーサマーコンサート」に出演する予定です。8月11日には大阪国際会議場でおこなわれる「大阪府吹奏楽コンクール」に出場し、2年連続関西大会を目指します。」

目指せ今 2年連続 関西へ!