今から家庭教育講演会  講演中  事務連絡

 社会を明るく まもなく開演(写真1)

社会を明るく 講演中(写真2)

社会を明るく イルミ募集(写真3)

 家庭教育講演会 期末テスト初日です。九中生が問題を解いていた頃、地域の方も学びました。九中校区保護司会 ・健全育成会・地域教育協議会主催の「家庭教育講演会」です。「家庭教育講演会」は社会を明るくする運動の一環として毎年九中体育館でおこなわれています。今年は、しつもん財団笑顔コーディネータの清川香織 さんにお越しいただき「子どもとつながる魔法のしつもん  ~ やる気をひきだそう ~」をテーマに、ご講演をお願いしました。相談してください。

 “社会を明るくする運動”の誕生 

 昭和24年7月1日に非行少年や犯罪者の立ち直りの支援と、犯罪の予防を目的とした「犯罪者予防更生法」が施行されました。これによって更生保護制度が新しくスタートしましたが、戦後の荒廃した社会の中にあって、街にあふれた子どもたちの将来を危惧していた東京・銀座の商店街の有志が、この法律の趣旨に共鳴し、同年7月13日から1週間にわたって「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催しました。・・・昭和26年、この活動を「社会を明るくする運動」と名付け、社会に広めることとしました。これが,“社会を明るくする運動”の始まりです。(参考:法務省HP)

 愛とエネルギーをそそぐ 

 10時前会場に人が続々集まった(写真1)。満員御礼、会場担当の生徒指導担当者はニッコリ。用意した約300の緑の椅子が埋まる。肌寒い。いまだ体育館はあかん。亜寒帯だ。だが今日のお話は「やる気」である。やる気を引き出してポカポカになろう。清川さんがマイクを握られた(写真2)。

 「・・・この会場に青色のものがありますか?いくつあるか探して見てください。」キョロキョロ。社会を明るくのポスターが青だったな。青のダウンを着られた方もいた。イルミのちらしが青だ。3つはあったと記憶に留め置く。「目をつぶってください。目をあけちゃダメですよ。では、この会場に緑はいくつあったでしょう?」えっ緑か?はっ?会場の空気は砂漠気候に変わった。青っていうたやん?という”感想(乾燥)”がひろがる。仕方ない。残像を呼びおこす。おとなりの人のネクタイが緑だっけ?あとはわからん。「目をあけてください。緑をいくつ探せましたか?・・・よく見てください、椅子の座面が緑です。つまり300はありますね。」(計・謀・測)られた!わけではないが話に引き込まれた。聞こう!温帯気候が近づく。

 講演は聴くだけでなくペアで二人の共通点を見つける。四人組をつくり最近上手くいってることを述べあう(写真左上)。質問されたら脳は動き出す。「夜眠れる」「ごはんが美味しい」いいね。ぱちぱち。拍手をされると嬉しい。隣人との距離が縮まった。意見交流を通して子育てにおける手だて・方法などを学んでいく。講演が進むにつれ参加者の活動も桜島!活発になる。何かをするときに「ゴールを決める」「愛とエネルギーをそそぐ」ことが重要であると清川さんは説く。ぜひ九中生も”ゴール”を設定して様々なことに取り組んでほしいと会場担当者は願い、九中生に”愛とエネルギーを注ぐぞ”と気持ちを新たにする。脳が”やる気”で満腹となった家庭教育講演会はポカポカに包まれた。

 事務連絡(写真3) イルミプロジェクト(P)もやる気を出す。講演会後、防犯イルミネーションご協力募金を呼びかけさせていただきました。家庭教育講演会にての募金総額は49361円です。賛同して”愛とエネルギー”をそそいでいただいた皆さん本当にありがとうございました。

イルミ点灯式 12月5日16:45分予定