防犯教室1

防犯教室3

防犯教室2

防犯教室開始(写真1) 

さすまた 扱い方(写真2)

すまた 複数で対応(写真3)

  防犯教室 ~ 普段から 意識を持とう 美と防犯~  

 9月1日は”防災”の日です。それは、大正12年(1923年)9月1日に発生し10万人以上の死者・行方不明者を出した『関東大震災』に由来しています。本校では5日に防災訓練をおこなう予定です。さて、”災”といえば地震だけではありません。学校においては不審者の侵入ということも想定されます。そこで8月30日の放課後、豊中署の方に来ていただき教職員を対象にした防犯教室を実施しました。(下写真)。防犯教室 もしもに備えて

 さすまた」を使って

 あれっ。見かけない人が、下足室付近をうろうろしている。誰だ?職員が気づく。「こんにちは。どちらに御用ですか。」と声をかけた。その方の様子がどうもおかしい。もう一度声をかけた。問いかけを無視して、校舎内へ向かう。「お待ち下さい。どちら様ですか」と、再度問いかけるも反応せず逃げた。この方は、この時点で来客者から不審者となった。不審者が向かって来るかもしれない。そんな状況下に陥ったら・・・。

 豊中署の方に来ていただいての防犯教室が始まった(写真1)。 もしもに備えてまず不審者との対応の仕方を学ぶ。不審者とは近くで話さず距離をとる。刃物を持っている可能性があるからだ。”からだ”に危険が及ぶ場合は、「さすまた」を使う。身柄を確保したら両手両足を押さえる。・・・「さすまた」を使いこなすための実地訓練にうつった(写真2)。一人では向かわない。相手に奪われたら不審者の武器になってしまう。複数の「さすまた」を用意し目線の高さにして間合いをとる。腰を落とし相手に押しつける!あくまで相手の前進を止めるのが目的だ(写真3)。さすまたの練習後は護身術を習った。備えあれば憂いは減らせる。<不審者に さすまた二つ 向けてさる>   さすまた・・・相手の動きを封じ込める捕具。

WAXがけ

 モップを使って WAXがけ

 不審者の立場になってみる。ターゲットを探すときは”襲っても黙ってる”、”下を向いて歩いている”、”気の弱そうな人”などが狙われやすい。逆に普段から声を出して”あいさつ”をしている人は狙われにくい。明るく元気できれいな学校も、だろう。

 9月1日、夏休み教室にたまったホコリを一掃するため大掃除をおこなった。+WAXがけも。教室の机、椅子を廊下に放り出し(投げてはいない)、黒板、ロッカー、掃除用具入れ、窓、棚を掃除する。大掃除後教室の床の上には何も残らない。そこに足を踏み入れたのは整備委員さん達だ。2人の整備委員が教室のはしから丁寧にモップを使ってWAXをかけていく。最後自分の足跡を消して廊下へ出た(写真右上)。ぴっかぴっかの床になった。足を踏み入れたくないほどにまばゆい。まばゆいところは不審者も遠慮する。

棒を持つ その先にいる 難敵たち