6月23日 放送部とコラボ♪ 素敵な 図書委員会
|
||
素敵なPOPに感動。(写真1) |
素敵な朗読に感動。(写真2) |
素敵な図書に感動。(写真3) |
図書委員会といえば現在、本の魅力を伝えるために、おすすめ本の「POPコンテスト」を6月30日までおこなっています。昨日も南丘小の先生方が訪れ一票を投じてくださいました(写真1)。さて、今日のお昼の放送部は、図書委員会とのコラボが実現、スピーカーをとおして、リアルなラジオ劇場「青空のむこう」が各教室に届けられました(下写真)。
6月22日 お昼の放送
お昼のお楽しみと言えば、もちろんお弁当タイムである。お腹が減っては勉強が出来ないので、九中全員で「食」す。学校給食や購買のパン、おにぎりもありだ。食欲は千里を越える。
その楽しみにスパイスを添えてくれるのが放送部である。いつもは音楽を流してくれ、お昼の楽しい時間を和ませてくれる。だが今日は違った。12時43分BGMが流れはじめた。A「みなさん、こんにちは。図書委員会の広報係です。今日のお昼の放送は図書委員会の広報係が担当します。広報係のみんなで読んで良かった本を紹介します。アレックス・シアラーというイギリスの作家が書いた《青空のむこう》という本です。」交通事故で突然死んでしまった一人の少年、ハリーの物語。ハリーは交通事故にあい、次に気がつくとそこは、「死者の国」だった。(中略)「自分が生きている証」だと思わせてくれるような物語・・・。
「では、特に心に迫ってくる場面をCさんが朗読します。”生きている人には姿の見えない、主人公ハリーが、自分の家に戻り、姉のエギーの部屋に入り込んでケンカしていた姉と仲なおりする場面”です。それではお聞きください。」
朗読の一部(写真2)・・「ハリー、ハリーなの?」ぼくは鉛筆を紙の上に走らせて、「うん」って書いた。エギーはじっとしたまま、鉛筆と紙を見守ってる。「ハリー。ほんとにごめんね。あんなこといっちゃって。あれからずっと考えてたの。一瞬だって忘れたことない。取り消すことができるのなら、なんだってするわ、ハリー。時間をもどせたらどんなにいいか。ほんとにごめんね、ハリー」ぼくは鉛筆を動かした。「わかってる。ぼくもごめんね、エギー」とにかく精いっぱい鉛筆に気持ちを集中した。・・ハリーの声もエギーの声も、Cさんだった。一人で声色を変えていたのだ。うまい。ラジオの朗読を聞いているようだった。
A「どうでしたか?『青空のむこう』という本に興味のわいた人は、図書館に何冊か置いてありますので、借りて読んでみて下さい。これで、図書委員会の広報係の放送を終わります。」校長先生、C棟むこうの図書館へ”青空のむこう”を借りにいった(写真3)。
めざせ!図書館の達人
とは、生徒同士の知的探求合戦を豊中市立の公共図書館でおこなう。今年は「中学生の部」がある。主催は、とよなかブツクプラネット事業推進委員会(お問い合わせ:豊中市教育委員会事務局読書振興課(岡町図書館内)電話06-4865-3695)という確かな組織がおこなっている。つまり、教育委員会がバックアップしてくれているので、関ヶ原にもまさるとも劣らない正々堂々とした合戦になるのは間違いない。ということで、九中生も是非参加してほしい。詳しくは図書館へ。
お昼時 九中の味 耳からも 流れる声を 味わい「食」す