ぼたんをしめる

つり広告

面接練習 控え室

中吊り広告1(写真1)

中吊り広告2(写真2) 

面接前のポイント ボタン(写真3)

  ~ 面接練習   3年生がいよいよ進路に向かって走り出しました。私学を受験する人は明日がいよいよ出願、そのために面接のある学校は面接練習をおこないます。本番に向け校長先生、教頭先生、生徒指導の先生による模擬面接、合い言葉は「習うより慣れろ」で、当日の流れを確認しました。つり革広告 効果

 九中 中吊り広告

 面接を前に気になるところがあった。服装のなかでも第一ボタンやホックの開放率は高い。進路担当者としては、面接の時ぐらい・・、いや面接の時“も”気合いもろとも引き締めてほしい。そこで、委員長会が動いた。広告で効果が高いものは何か考えたのだ。イヌが歩けば棒に当るが、委員長が歩けば”中吊り広告”に当った。

 担当者「ここは電車の広告『中吊り広告』作戦でいってみよう。中吊り広告はつい何気に読んでしまう広告媒体だ。中吊り広告には「読ませる」力がある。それはなぜか。電車という空間は、気がつくと何もすることがなくなる。何も”ないと”、夜でなくてもおもわず意識が広告に向かう。真面目に文字を追ってしまう。関心を寄せちゃう。

 3年生廊下に”中吊り広告”が出現した。注意をひくためにはクォリティーの高さも必要である。青を使った配色(写真1)やボタンを主語に擬人法を使ったコピー(写真2)に(満腹・感服・幸福)つかまつる作品だ。ビジュアル的にもコピー的にもクォリティーの高い「中吊り広告」だった!思わず視線がいくにちがいない。廊下で友達と立ち止まった時、教室に入ろうとする時、おのずと「中吊り広告」に目がいき、手がボタンにいく(左上写真)。さぁ、「やる気スイッチ」のボタンを押し面接練習開始だ。

 ボタンがしまりたがってるんだぁ 

 まず控え室で「ボタンがしまりたがってるんだぁ。」等をチェック(写真3)。ノックをし入室する。特別なことはいらない。面接官は、あなたの良いところを見てくれる、探してくれる。いすの横まで行き「お願いします」といって、すぐに椅子には座らない。「座っていっすか?」とも聞かない。主導権は面接官にあるから。面接官が「どうぞ(面接スタート)」の言葉を用意してくれている。「どうぞ」と言われたら姿勢に気をつけて座ろう質問に関しては、背筋を伸ばし自信を持って答える。必ず聞かれるのが「本校を志望した理由は?」ここで「本校を志望したのは・・・」と言いそうになるのはこらえる(あなたの本校はまだ九中である)。言葉遣いにも気をつけよう。九中生ではあるが、”きゅう”には変わらない。普段から年長の人に対しては敬語で話す。面接も敬語も習うより慣れろ。

 語先後礼 面接の仕上げが「ありがとうございました」と先に言ってから後で礼をする”語先後礼”だ。人間意識していないと「ありがとうございました」と言いながら同時に礼をしてしまう。本来、年長の人に二つの動作を一緒にやるのは失礼にあたるのだ。面接が終わった。席を立つ。相手の顔を見て「ありがとうございました」と言ってから、その後で礼をする。これでその場の雰囲気が締まる。語先後礼やってみると違いがわかる、びしっ!と決まる。気持ちを込め「ありがとうございました」。ありがとうございました→「あーした」と省略すると明日がこないかも知れないので気をつけよう。 

いくたびも 志望理由を くりかえし