第九中学校

　体育館玄関の外は”厳寒”でしたが、２年生の８段びな全体合唱は寒波をも忘れさせるほどの声量で、逆に寒波を感動で震えさせたのではないでしょうか（下写真）。定刻1時40分、満員御礼200名以上の保護者の方がコンクールを見守りました。

　いざ本番！！

　今年度から4時間目に練習の時間と準備を設けた。パイプ椅子を出してきぱきとひな壇を用意し椅子を並べた。あっという間に4時間目終了。発表の時間は近づく。１時40分文化委員による開会の言葉とともにコンクールは始まった。 課題曲「地球星歌」を歌い、その後自由曲を歌う。

　課題曲　「地球星歌」　自由曲（以下　発表順) ①１組「輝くために」　②２組「心の瞳」　③ 3組「生きている証」　 ④４組「手のひらをかざして」　⑤ ６組「僕らの奇跡」　 ⑥５組「あなたに会えて」　⑦ ７組「明日へ」 

　講評：音楽科 　1組 しっかり声を出して歌いきりました。最初に比べると、ほんとに声が出るようになってクレシェンドの盛り上がりもよかったです。2組  がんがん迫ってくる力強い合唱でした。3組 ハモるところをしっかりハモれていて、きれいな合唱でした。4組 きれいな歌声で鼻濁音までしっかり意識し、やさしく歌えていました。5組 アカペラがきれいに歌えました。男子の声がきれい。6組　ゆったりしたテンポで歌いきれました。7組 声を飛ばそうとみんなが一生懸命歌っていた姿が印象的です。

　結果発表！！　さて、これはすごいぞ！全体合唱８段（写真左上）の間に、集計用パソコンが急ピッチで叩かれていた。壊すなよ。お、お？おお！？なんということだ。トップが同点となった。と、いうことは？金賞が２つか。２つだ。結果発表の生徒に結果の紙を渡す。「結果を発表します。銅賞・・・銀賞・・・」発表されるたびに、拍手や喜びの声があがった。「そして、金賞は2組と『キャーーーーー』・・・」肝心な部分が黄色い声でかき消された。もう一回。「金賞は・・・2組と、4組です！」しーん。一呼吸遅れての『キャーーーーー』歓声があがる。表彰にうつる・・・しまった。トロフィーが1つしかない。ごめんなさい。「2組さんには後ほどトロフィーをお持ちしますねー」。すべてのクラスが（一丸・一眼・方眼）となって「ひとつのものをつくる」素晴らしいコンクールとなった。

金賞：2組、4組　銀賞：6組、銅賞：5組

小春日に 聴き応えある 八段びな