第九中学校

　社会貢献をスローガンに掲げている九中生徒会がアルミ缶回収に取り組んでいる頃、九中PTAは”防犯イルミネーション”です。「九中イルミネーションプロジェクト（防犯のため正門から南町公園にかけてイルミネーションを架けるぞ！）」を、今日正門前と通用門でスタートさせました。

　防犯イルミ　冬場生徒の下校時刻は５時だ。正門を下校する生徒達は左折し南へ下る。クラブを終えた生徒達は団子下校しているが・・・日は落ちあたりはもう暗い。寂しい。何か良い知恵はないものか。PTAが動いてくれた。会長「PTA では、暗く、寂しい生徒の通学路にイルミを設置し、”ほっこりと””明るく””安全な”通学に役立って欲しいと考え、イルミネーションを学校と相談し設置したいと考えています。ただ、イルミをPTA 活動としての計画や予算に上げておりませんので、この企画に賛同してくださる皆さんを募集し、完全ボランティアの組織を立ちあげます・・・。」

　思い立ったらキューちゃん！動きははやい。もちろん学校も一緒にである。市の許可を得て設置場所を正門から南町公園（上写真左）に決めた。ボランティア専門家が電源などの下見に来る。イルミの必要数は３万個？資金はボランティア募金等で調達して・・・12月初旬にはイルミ設置に入りたい。そこで16日、保護者向けプリントを配付しメール配信をおこなった。「17日（金）～30日（木）の期間で、イルミネーション回収と募金を行います。明日17日（金）は登校時に正門と通用門に担当者が立ちイルミネーションの回収と協力の呼びかけをさせていただきます。」

　アルミじゃないぞイルミだぞ　だが、手ぶらで回収や募金活動は出来ない。前日夜なべをしてボランティア職員が段ボール箱でイルミ回収箱を作り、のぼりもいるね（下写真左）と・・天下布武イルミのぼりを作った。こうして17日早朝を迎える。PTAイルミ担当者はどきどきする。イルミ回収箱と募金箱を抱え、のぼりを持った。道路の反対側から人が見たら変な人とおもわれはしまいか。イルミは好きだ。好→恋→愛　である。好きにはまだ心がない。「恋」にはあるにはあるが下にある。下心ありと思われる。ここでは「愛」が必要。心がど真ん中にある愛は受け入れてもらえるはず。逆に「恋と愛」、心を取って恋の上と愛の下を足したら「変」な人になる。変な人にならないよう愛言葉で呼びかけた。「防犯イルミ募集してまーす」「募金お願いしまーす」（写真中）。１年生の保護者の方がイルミを持参してくれた。「使ってください。」イルミを渡す女子生徒・・・ 集まったイルミは購買部前で九中フクロウとともにお試し点灯した。うわー。明るい。きれー。評判は上々、イルミ計画は順調にスタートした。で目標３万個！よろしくお願いします（購買部横にイルミ箱設置）。　

九中に 照らすイルミの 夢をみる　イルミプロジェクト