ソフトボールの練習  打つ  走る・守る

体育:ソフトボール練習(写真1)

ソフトボール試合:打った(写真2)

ソフトボール試合:走った(写真3)

  今日から9月です。体育の授業では体育大会の練習が始まりましたが、日々コロナとの戦いに始まりや終わりはありません。本日朝の健康観察カード忘れは8名で、ひさしぶりの一桁、皆さまのご協力に感謝です。事情があってカードを忘れた生徒も、A西会議室で検温をしてから教室に向かいました。さて、今日は2年生がソフトボールの授業の総仕上げをおこない、ベース間をRUN、RUN、RUNと走りました。ソフトボールの授業の総仕上げ

 ソフトボール 練習 

 ソフトボールの授業は1学期中頃から始めていた。野球は危険なところもあるが、類似のスポーツ「ソフトボール」は、安全に配慮しておこなえば、スポーツは楽し!を味わえる。練習を工夫してバッティングや捕球が上手になり、ヒットを打ったり打者をアウトに出来るようになると楽しいスポーツなのだ(参考:中学体育実技)。昔は、ソフトボールといえば近所の空き地や公園で誰もが遊ぶ定番種目のひとつであった。今では「ソフトボール」を経験している子ども達は少ない。近所の公園でも出来なくなっている。

 そんな中、2年生体育実技では、コロナ禍「密」にならない球技の「ソフトボール」をおこなってきた。チームワークの獲得、助け合う心を育てるにはうってつけのスポーツである。最初の数時間は、基本動作の習得、ボールを投げる、打つ、受ける。ソーシャルディスタンスを保つ(写真1)。未経験者は大きなボールに対して恐怖を感じる場合もあるので、ゆっくりなボールを投げるところから始めた。経験者は相手の技術に合わせて思いやりを育てる。ほとんどの生徒は知っているが、グリップの持ち方が反対、打ったら3塁に走るのではない、1塁に走るんだよ、とも教えねばならない。誰もが最初は素人だ。

 ソフトボール 試合 「ティーボールゲーム」止まったボールを打つ

 素人から経験者になったところで試合だ。本来は投げたボールを打つのだが、飛んでくるボールを打つのは難しいので、止まったボールを打つ。「ティーボールゲーム」という形で試合をおこなう。空振り!笑いがおこる。えっ、止まっているボールを打つのに空ブリをするなんて。そういう状況では優しい沈黙を学ぶ。野球部でさえ勝手が違うのか、気合いが入りすぎて空回りする。ベース間が短いので、ちょっとのミスがセーフになるのがソフトボールだ。

 9月1日、2年生ソフトボール最後の授業は2年5組/6組であった(上写真)。授業の総仕上げ、クラス対抗戦がおこなわれた。打った(写真2)!走った(写真3)!アウト!野球と同じ3アウトで攻守交代する。野球部や外部野球の生徒がバッターボックスに立つと、守備位置が全体的に後ろになった。外野もっとバック!経験が守備位置を変えた。体育大会の前哨戦ということでもないが、試合となると勝ちたい。0対0から・・・・試合の結果は秘密です。

 生徒A「陸上部です。ソフトボールは未経験でしたが、ボールを打つのが結構気持ち良かったです」

 担当者「授業を通じて仲良くなることも目的の一つです。未経験の生徒が多くなっていますが、ソフトボールは生涯スポーツのひとつなので、授業での経験をきっかけにスポーツを身近に感じてくれたらと思います」  

 スポーツの秋がやってくる