学力向上タイトル 「STF学習(主体的で対話的で深い学び)を目指して」

千里 九「美術の勉強って学校を出てからも役に立つことが多い。心豊かに未来を描く基礎を今、学んでいる」

 マイキャラ

本時の目標 

 提出

マイキャラクターのデザイン(写真1)

美術:本時の目標は完成 (写真2)

美術:本時の目標達成 (写真3)

 新型コロナウイルスは、ワクチンで収束に向かうのかいまだ動向ははっきりしませんが、2年生「美術」の動向ははっきりとしています。マイキャラクターを作り完成させることです。今C棟2階にある美術室では、主体的に「粘土制作(下写真)」に全集中する2年生の姿が多く見受けられます。美術科の授業では、造形的な見方・考え方を働かせ、生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力を育成することを⽬指しています(新しい学習指導要領の改訂のポイントより)。粘土制作

 美術教室を活用した学び 新学習指導要領では、これまでの学習指導要領の「確かな学力・健やかな体・豊かな心」を改めて捉えなおし、「何を理解しているか、何ができるか」(知識・技能)、「理解していること・できることをどう使うか」(思考力・判断力・表現力等)、「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生をおくるか」(学びに向かう力・人間性等)の3つの柱が示されました-

 て、美術科の指導においても「何ができるようになるか」が具体的に明示された。新しい学習指導要領では、「造形的なよさや美しさ、表現の意図と工夫、美術の働きなどについて考える。主題を生み出し豊かに発想し構想を練ることができるようになる」この目標を達成するために2年生美術では、「粘土制作」に取り組んでいた。何を造ればいいの、先生!!アドバイスは惜しまないがそれは自分で考える。

 悩んで「創」り試行錯誤して「造」るマイキャラクターマグネット付き

   美術科で取り組んだのは、「樹脂粘土を用いてのマイキャラクター制作」である。ゲームやネットの世界で登場する自分自身の「分身」を アバターというが、生徒達はリアルな世界でのアバター(マイキャラクター)に挑む。自分をキャラクターに見立ててオリジナルなキャラクターを粘土で創り着色するのだ。そのために最初の授業では「暮らしの中のキャラクター」について学んだ。2回目の授業「マイキャラクターをデザインする」(とある生徒の振りかえり:ウーパールーパーにした。リアルにするか悩む。結構難しい)、3回目「キャラクターのデザイン画を完成させる(写真1)」、4回目の授業「制作計画を立てる、5回目の授業で制作を開始した。(とある生徒の振りかえり:色はとても良いが全然進んでいないので先行きが不安である。しっぽをどうするか悩む)そして今日の授業が8回目で、本時の目標(写真2)は「キャラクターグッズを完成させる」であった。・・・次から次に作品が仕上がっていく。完成した作品は正方形のシートの上にのせて提出完了だ(写真3)。マグネットをつけたので乾いたら、冷蔵庫の友や学習机の友となるだろう(右写真)。

 担当教諭 「暮らしの中にあるキャラクターは、ただ愛らしいだけでなく、さまざまな情報やイメージを人々に伝える役割をもっています。今回は“自分”をキャラクターとして表現することによって、自分の性格や好きなもの、特徴などをキャラクターとして表現しました。みんな楽しそうにキャラクターを考えてくれていたので、自身のキャラクターグッズに愛着を持って今後使用してくれることと思います」

 粘土こね マイキャラクター 創る春