学力向上タイトル 「STF学習(主体的で対話的で深い学び)を目指して」

千里 九英語の勉強って学校を出てから好きになる。大人になってから思う人は多い。」

本時の目標 

 ペアワーク

 タブレットで提出

英語:本時の目標(写真1)

英語:ペアワーク (写真2)

英語:作品の確認・提出(写真3)

 新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊が迫っているとして、大阪モデル初の赤信号が点灯しました。学校の授業は?感染症対策を施して継続です。さて、九中では、わかる授業(STF学習)を目指して研究授業をおこなっています。12月8日(火)は英語の研究授業を実施しました。新進気鋭の出津野先生が、3年生全員に配付されたiPadを使っての先駆的な授業です。iPadを使っての授業なので、参観される先生方も今日は興味津々です。終了後、授業内容について教育委員会の方からもアドバイスをしていただきました。iPadを使った授業

 研究授業の目的 

 研究授業とは、他の先生の前で自分の授業を発表する場である。その日に向けて計画をたて、※下学上達(かがくじょうたつ)し授業力の向上を図るのが目的だ。また、授業を参観する先生方にとっては自分の授業の参考にし、またアドバイスを授業者におくる場でもある。さて、今回は九中では前人未踏、生徒全員にiPadを使わせての授業(英語)であった。不安は大きいが困難は乗り越えるためにある。前の授業でログインの仕方を学習し準備は整えた。基本的な授業の流れは、まず本時の目標を明示する。導入で興味関心をひき、展開で授業内容を確認、タブレットを使って、英語で「電車の乗り換え案内」を撮影した。ベストな道案内動画を先生に提出し後で振り返る。新進気鋭の先生は子ども達が英語を「話せる」授業を目指す。 ※下学上達・・基本から学び、やがて真理に達すること

 iPadを使って研究授業の実施 

 本日の目標は、「電車の乗り換え案内に特有の表現を聞いて理解できるようになる(写真1)。そして、それらの表現を使ってクラスメートと会話できるようになる」であった。焼き肉食べたい。どこがいい。鶴橋だ。焼き肉を食べた外国の方に梅田への道を聞かれたら・・・まず道案内の練習を個人でおこなう。ペアでおこなう。モニターに表示されるお題等を使って練習を繰り返した。その後、ワークシートを用い、iPadの動画撮影機能を用い、各自のパフォーマンスを撮影し提出したのである(写真2、3)。先生の一生懸命さは生徒に伝わった。

A: Excuse me. Could you tell me how to get to Umeda Station? We are at Tsuruhashi Station now.
B: Go to Namba Station and change trains there.A: Okay. Which line should I take from there?
B: Take the Midosuji line.A: Great. Thank you very much.B: You’re welcome.

 担当者「 iPadを使って生徒たちは自分の動画を見て確認ができます。教師側からはコミュ二ケーションに取り組む様子や発音をチェックできるのがメリットです。また、帯活動を充実させることで、既習内容の復習、集中力の持続、そしてその後の対話活動の活発化を期待したいと考えています」

 英会話 ステップアップ 下学上達♪