学力向上タイトル 「聞く力」・・「書く力」  

千里 九「英語の入試が変わるぞ。英文の日本語訳や、文法の学習に偏りがちだった学校の英語を、コミュニケーションの道具として使えるために、文科省が本腰をあげたのだ。「聞く・書く」力をより試す問題が半分以上になる! 

 英語1

 英語の授業2

 英語の授業3

話す力をつける授業(写真1)

書く力をつける授業(写真2)

11月4日は実力テスト (写真3)

 英語4 ~ 英語を使える道具に ~  

  英語の入試が変わります。といっても、平成29年度からだそうですが、英語を読めても、聞き取れない!書けない現状を打破するには、出口を変えるしかないということで、これからは授業内容や、やり方も変わっていくでしょう。九中の少人数分割授業では、聞く力、書く力の学力向上に向けて授業をおこなっています。英語を使える道具にするために。

 学力検査問題の改革のポイント 大阪府教育委員会のHPによると・・・「実践的に使える」英語教育への転換に向けて様々な施策を講じています。その施策の中核は、「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく学習することにあると考えています。・・・(入試では)「聞く・書く」力をより試す問題が50%以上を占めます。 旧来の府立高校の英語の学力検査問題では、全体の配点に比して、「聞く」は約20%を、「※書く」は約8%をそれぞれ占めるにとどまっていました。今回の改革では、「聞く」問題への配点を約33%(3分の1)に、「書く」問題への配点を約20%(5分の1)にし、両者を合わせて50%を超えることとしました。「※書く」は自分の考えを英語でまとめるような思考力を問うライティング問題を意味し、機械的な和文英訳問題は除きます。

 聞く力をつける少人数授業 29年からか。今の九中生に影響はないじゃないかと考えるのは、大隈重信と福沢諭吉である。早稲田と慶応である。つまり、そうけい(早計)である。これからの時代の流れは、英語を必要とする機会が望まなくともやってくるのだから。2020年には東京オリンピックもあるし。さて、3年生の2学期の分割授業では、未来を見据えて「聞く力」と「書く力」に重点をおいている。昨日の3限、テストの結果も気になる3年4組の授業だった。ウォーミングアップは九中伝統、門外不出の単語集「でる単」から始まる。英語5

 続いて、濱田Tは、ラジカセのボタンを押した(写真左上)。右の絵を見て3つの選択肢から答えるのだ。アナウンスが流れる。a. Many people are swimming in the pool.  b. A man is teaching a girl how to swim.  c. A girl is swimming in the river. 男のいい声だ。皆、耳をすませ、聞き入る。T「さて、正解は、どれだと思う?」S「bです。」S「なんて、言ってた?」とまぐれであってないか、確認をするのを忘れない。S「男の人が女の子に、泳ぎ方を教えている」T「正解です。」まだまだ問題は続く。リスニングは、ポイントとなるキーワードをつかまえることが大事だ。どんな状況で使われる表現なのか、見えない文を想像し、話している人の意図をくみとる。その後も、話す力(写真1)をつけ、書く力をつける(写真2)授業が展開された。最後、11月4日に実力テスト(写真3)があり、ポイントはここだよと予告して授業を締めくくった。

濱田T「書くことにおいては、『自分の考えをまとまった英文で書き、伝えられる』ことを最終目標とします。『書く』ためには、これまで学習した文法を活用します。文法は難しいけれど、自分の伝えたいことを正確に、ていねいに相手に伝えるためには必要です。今日の授業では、イメージをふくらませながら、前置詞も整理しました。」

11月4日 第3回実力テスト 教科担当