2月19日 178号 魅力ある授業の創造15~一人ではできない(技術家庭)~
千里 九「手づくりのおもちゃ・・・カルタ、コマ、羽根つき等は文化を伝える。」
|
|
|
|
|
|
平昌オリンピック2018 18日日曜日朝刊はフィギュア男子羽生連覇!宇野銀!今朝月曜日の朝刊にはスピードスケート小平500金の文字が躍りました。本当におめでとうございます。金を目指し持てるすべての力を発揮された成果ではないでしょうか。さて、本校においても、「魅力ある授業の創造」の金メダルを目指し「協働学習」の取り組みをすすめています。
協働学習 1年技術 ~ 木材加工(写真上1,2,3)~
1年生は現在「木材加工」に取り組んでいた。さて、中学校木材加工の定番といえば「本棚」であるので、MY本棚を制作している。作品の出来映え如何によっては、一生ものになる可能性を秘めている本棚だ。担当者はしっかりと作ってもらいたいと思う。木材のことは木材に聴け。木材の性質を学習する。設計図の見方を学び図面を味方につける。ていねいに材料を切り取り、部品の加工をし組立の工程を経て仕上げに向かう(左写真)。
本棚製作は誰かの仕事で出来ていた。鋸(ノコ)で材料を取る場合にも自分で支えていない方をペアの人に持ってもらわないと板がかけてしまう。板の上に座って重り代わりになる生徒もいた。組み立てる際には誰かに板を支えてもらわないと釘を打つことさえ至難の(術・業・傘)なのだ。そこじゃない!間違えて釘を打とうとしている友達に違うぞ!と教える姿もあり。微笑ましい。やり方が分からん迷える人々には早々に完成させた匠たちがいる。「先生俺達に任せておけ!」本棚は、協働学習でできてきた。
協働学習 2年家庭科 ~ 幼児の生活と遊びについて学ぶ(写真下1,2,3)~
前回の授業で幼児の心身の発達について学んだ。懐かしい思い出とともにふりかえりながら学習を進める。0歳から6歳の間に幼児は凄まじい発達を遂げる。幼児の生活は中学生と比べると”遊びや睡眠”の時間が長く、食事の回数も多い。幼児は遊びが学習なのだ。様々な力をつけている。遊び(学習)のきっかけとなるものに”おもちゃ”がある。何歳の子に適しているのか?どんな力がつくのか?この二つについて、おもちゃを触りながら考えた。
今日は昔遊んだかもしれないおもちゃをたくさん用意した。班に2つのおもちゃが渡される。「レゴや」「なつかしい!」「14歳でも遊べる!!」遊ぶ。考える。色々な声が飛び交うなかで、「このパーツは小さいから、間違えて食べてしまう低年齢の子は無理やなあ」「考える力がつくよね」「ルールがあるから、理解できないとあかん」などの鋭い意見が飛び交っていた。
本棚は 協働学習 ほんとだな