学力向上タイトル わからない」・・わかる 第一歩。  

千里 九「杉田玄白は4年の歳月をかけてターヘルアナトミアを訳した。玄白は、“為すべきは人にあり。成るべきは天にあり”と名言を残した。人は、努力はしなければならないが、報われるかどうかは天が決める。人事を尽くして天命を待てということ。」

 理科4

理科2 

 理科1

ふむ ふむ♪(写真1)

ふ ふ ふ(写真2)

 ふーーん♪わかった。(写真3)

 

理科の授業~ はなしあい ~  

  九中では、授業力向上を目指して、研究授業をおこなっています。6月10日2限は、理科の授業です(左写真)。ふだんから明るい発言の多い2年7組で、授業担当者は、サイエンス吉岡Tでした。

ターヘル・アナトミヤⅡ What is this?  これは、なんだ?玄白は仲間たちと「ターヘル・アナトミア」を訳し始める。玄白は語る。「鼻は顔の中でフルヘッヘンドしたもの」という文章があった。なんだ?フルヘッヘンドって?ああだ、こうだと話しあう。とある本には、「庭をそうじするとごみが集まりフルヘッヘンドする」あった。玄白たちは思いつく。「うず高くなる」ということではないのか。「鼻は顔の中でうず高くなっているもの」と訳すことができた。ほっ・・・わからないを乗り越え、こうして誰もが買いたい本!「解体新書」となって1774年、世にでたのであった。

研究授業 わからない 世の中で一番わからないもの・・・それは自分である。授業中、どのような表情をしているのか、どんな風に生徒に語りかけているのか、わかる授業をしているのか?・・・自分ではわからない。そこで、他の先生方に見学していただく(写真1)。研究授業だ。自らの授業を楽しむ先生の授業は、きっと楽しいだろう。吉岡Tは、ときおり微笑みつつ(写真2)2014年、生徒を班に分け、せきつい動物を分類、分ける授業をしたのであった。

先生「もともと生き物は、水中生活で生きているものが多かった。が、なかに陸上に生活場面を移すものが現れた。ところが陸上は、乾燥している・・。」と感想をのべると、そうだよな。乾燥に耐えられるよう卵の殻が厚くなっていったのだ。「では、魚類、両生類、は虫類、鳥類、ほ乳類の仲間を分類していこう。」特徴をまとめ表に記入していく(写真3)。どの動物はどの種類に入るか班で考え話しあう。魚類なら 生徒A「ほっけ、穴子、はまち、マグロ・・・」 先生「寿司ネタで攻めるとたくさんでてくるな。両生類は?」生徒B「おおさんしょううお!」先生「ふつうはカエルがでてくるけど。そう。では、鳥類は?」生徒C「こうもり!」先生「こうもりは、鳥類でなく、実はほ乳類なんだ。理由は卵を産まないから。・・・」話し合い、言葉のキャッチボール!!わからんことがわかる授業は続いた。

教科担当「できるだけ生徒に思考させ、発言させ、印象に残る授業を心掛けています。授業は興味を持つと楽しくなるので、今後も日常生活と絡ませながら、生徒の好奇心を引き出させるような授業を目指していきます。」

期末テストがやってくる

6月25日から