学力向上タイトル  友がいる 一緒に学ぶ 4人班

千里 九「子どもの力を伸ばすための研究授業の紹介です。社会(3年)、体育(2年)、国語(1年)で実施しました。」

 研究授業 社会

体育理論 

 国語「矛盾」

研究授業 3年社会 (写真1)

研究授業 2年保健体育(写真2)

研究授業 1年国語(写真3)

  「魅力ある授業の創造」は本校の研究主題でもあります。学習指導部ではそのために、「大阪の授業スタンダード」の考え方を参考に、「協働学習」をすべての教科で実施していきましょうと旗を振っています。11月18日、豊中市教育委員会の方にも来ていただき、教員の相互交流と学習の場、生徒理解を深める場として研究授業を実施しました。社会 四人班

 大阪の授業STANDARD がめざすもの  

 学校の中に学びの文化をはぐくむ授業・・・「思考力、表現力、判断力」「学習意欲」「言語活動」「授業規律」は、「教えて、練習させて、定着させる」授業だけでは達成することはできません。それは、これら4つが「子どもの内側にはぐくむ」力だからです。このような力は、どのようにしてはぐくめばよいのでしょうか? その一つの方策として、提案するのが、「先生が教え込む授業」から「子どもが学びとる授業」への転換です。(大阪の授業スタンダードより引用)課題探求型の学習が今求められている。九中でも取り組む。

 研究授業 年社会 &2年保健体育&1年国語 がめざすもの 

 社会(写真1)本時の目標(めあて)は、「1、議院内閣制について説明できる。2、行政活動における効率の良しあしを考える。」の2つであった。生徒自身がクラスメイトに対して授業を行うのだ。タブレットを班で1台(10グループ)活用し、メディアリテラシーも同時に身につくよう調べる。担当者の思いは、生徒が安心して学ぶことができるように「失敗を前向きに評価」する。そのために「話す力」や「聞く力」を育てる発表の場を設けた。調べてきた班が、前に立った。行政の仕事が広範囲、複雑化するとどのような問題がおこるか?、担当者は、発表後説明しすぎないよう注意をしつつ、生徒が授業をした内容が理解できているかを他の生徒漁夫の利に質問をして確認をおこなった。

 保健体育(写真2)本時の目標(めあて)は、「 体育理論 グループワークを通して、スポーツへの関わり方を共有する」運動やスポーツの多様性を知り、五輪を糸口にスポーツへの関わり方を学ぼうである。人間にとって運動やスポーツは必要なのか?動物の運動と人間の運動の違いはなんだ。まずは個人で考えた。続いてスポーツを、「する」「見る」「支える」の3つのスポーツへの関わり方を4人班で考え発表した。「人間にとって運動やスポーツはなぜ大切か」という質問をする。生徒A「運動やスポーツをするにあたって、壁という問題を解決していく。だから人間にとって運動やスポーツは人間の”成長”には欠かせない大切なものだ。」なるほどなの回答に教室の雰囲気も和やかに解凍していった。お互いに質問しあう姿は技あり一本!

 国語(写真3)本時の目標(めあて)は、「班の人の意見を取り入れて、四コマ漫画をより分かりやすくして、完成させる。」であった。「矛盾」は日常生活に浸透している故事成語の一つである。それを入り口として、故事成語にはそれぞれ由来があることや、日本語の面白さや楽しさをとらえるため、便覧で紹介されている故事成語を自分の体験とリンクさせて四コマ漫画を描く。描いた四コマ漫画を班で共有する。わかりづらいところやいいなと思った箇所をアドバイスしあう。できた四コマ漫画を再度班で回し読みをし、”面白い、ここいい等”具体的なコメントを書いた。(右四コマ漫画:生徒作品 漁夫の利) 

失敗して 協働学習 教導す