学力向上タイトル 「九中の発展と税の作文と人口膾炙

千里 九夏休みの課題として、九中3年生が『税についての作文』に挑んだ。そこで、3年生の2名が多くの応募作品の中から入選!優秀賞に選ばれたことは、人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)している事実である。」

 税の作文2

税の作文3

税の作文1

公民教科書P162(写真1)

12月29日の毎日新聞(写真2)

賞状と記念品(写真3)

税の作文4   税の作文と九中の発展   

   税金については、3年生は2学期に習いました。教科書P162「国の収入を支える税と国債」(写真1)です。1、2年生にとっては身近な税といえば消費税ですが、安倍晋三首相は来年10月に予定されていた消費税率を8%から10%への引き上げを先送りする方針を固めました。将来の日本のことを考えたら、10%にあげるべきだという声もありますが、消費が落ち込まないことを優先したようです。年末には、アベノミクスの目玉政策として「法人税」の減税が発表されました(写真2)。

 江戸時代の税 どうだったんだろう?経済が元気だったのは、第5代将軍徳川綱吉がおさめた約30年間(1680~1709年)元禄時代である。活気があった。なんてたって、庶民は、所得税なし、消費税なし、相続税もなし。宵越しの金は、もたねぇ!人々がお金を使うことで、好景気を支えていたのである。なら税金はどうしていた?農民が、重い年貢を負担していたのだ。時は流れ、明治となり、税の大改革!地租改正がおこなわれた。以後直接税、間接税、どんだけ~と税の種類が増えていったのだ。そこに、全国納税貯蓄組合連合会さんである。中学生を対象に、めざせ!内閣総理大臣賞ということで「税の作文」を全国から募った。内容が税に関するものであれば、何でもよい。税のしくみや使われ方などについて、家庭や自分の周囲で日常体験したことや見聞きしたこと、あるいは税の申告や納付のこと、学校などで学んだ税について感じたことなどを原稿用紙3枚に書くのである。九中3年生は、書いた。で、3年生の2人が優秀賞に選ばれ、立派な賞状と記念品をいただいたのである(写真3、写真左上)。

 優秀賞作文 そのひとつを要約した中川さんの作文が、こちら。「4月に消費税が5%から8%に上がり、このことについてニュースを度々見るようになった。 私は、これまで消費税というよりも税金についてあまり知らなかったので、調べて見ることにした。税金の種類はたくさんあり、約50種類もあることに衝撃を受けた。・・・もし税金を納めなければどうなるのだろうか。・・・税金がなければ、いわゆる「当たり前」の生活はないからだ。私達は、普通に教育を受けているが、そのための必要な教科書、パソコン、実験用具、体育用具、黒板などあらゆるものは、税金によってまかなわれているのだ。そう考えると安易に増税はいやだという考えは持つべきではないと感じた。そこで、税収がなければと想像してみた。もし、道路に信号機がなければ交通事故も多発するであろうし、火事が起きたとしても、消防車が来ず火を消せないであろう。また、ゴミの収集もなく町がゴミであふれてしまうだろう。警察がいないなど、考えると、恐ろしいとしかいいようがない。また、救急車を呼ぶと1回につき、とても高い金額を払わなければならない。・・・「○○円かかりますが、払えますか」・・・このように私達が混乱せずに安全な生活を送るためにも税は欠かせないことがわかり、「納税」が憲法で国民の3大義務の一つに定められている訳も納得できた。だから、私は大人になったら、自分たちの生活を守るためにもきちんと税金を納め、その使い道についても意識することを決意した。」ないよりあったほうがいいのが作文力。九中生の今、できること。・・・思いを伝える。文をつくる。書くのが楽しくなる。それが九中の発展につながる。I LOVE SAKUBUN ❤ →作文の書き方はこちらをクリック

 税は誰かの仕事でできている きゅうちゃん