学力向上タイトル   流暢なハーモニー AET&JET その2 

千里 九「研究授業である。続々とA西教室に先生が吸い込まれる。後ろに先生が、いっぱい。だが、先生がいようといまいと生徒は動じない、ふだんどおりの授業がおこなわれていた。セシリア先生の英語シャワーを浴びる。あっという間に時間が杉田・・・玄白の友達は前野良沢。

~~ English with AET ~~ 

 本校は、使える英語プロジェクト事業をおこなっています。4日火曜日に、プロジェクトとの一環として、使える英語の研究授業を実施しました。クラスは2年2組。JET(日本)の先生とAET(外国)の先生のグッドなコンビが、英語力をつけるため 1. A size of country、2. About AET、3. About favorite subjects、4. About teachers・・・・英語のシャワーをたっぷりと生徒に浴びせました。すっきり!さっぱり・・・わからん?ということはもちろんありません。

 教室では、校長先生や教頭先生をはじめ多くの先生が授業を見学しました。また、大阪府教育委員会、豊中市教育委員会からも英語教育に関する専門家の先生におこしいただき、授業力向上の視点から授業をご覧いただきました。

 英語の授業:授業の目標は、生徒達が、比較級や最上級の文を使い分けることである。まず、最初に、JETの先生が活動の流れを説明する。班で協力し、積極的に話をしようぞ。The Quiz Show!が電子テレビにあらわれる。(上写真)斑のメンバーは7人。1番から7番まで発表する順番を決めた。問題に対し、班で正解はなんぞや?と相談する。コミュニケーション・タイムで自分の意見を言う。メンバーが、あいづちを打つ。ファイナルアンサーがやってくる!答えをひとつに絞ってプリントに書き込む。正解すれば得点が班に与えられていく。優勝したら、班で世界一周・・・ということが、あったらいいな。

 最初は、国の大きさについてTF(ウソかホントか)クイズをおこなった。セシリア先生についての問題では??? Does Cecillia like spring better than fall?  春?秋どっちなんだ!悩む。そんなん知らん!と言ってしまえば身も蓋もない。ここで、おたすけTIME!である。セシリア先生に英語で質問すればヒントがもらえるのだ。セシリア先生にDo you like spring?  これは答えを教えてくれと言っているようなもの。セシリア先生は、only smile ふふふである。違う班からも積極的に質問がとぶ。自ら質問を考えて話すことは、会話力向上につながる。とある生徒は、一番好きな食べ物の答えを導き出そうと”Do you like fast food?”と聞く。まだ習っていない表現であるが”Have you ever been to 先生 Kiyomizu Temple?”と問うた生徒もいた。

 先生を題材にした問題では、みんな興味津々。真剣に答えを考える。身近な先生たちが、次から次へと画面に登場する。社会科I先生と生徒指導のK先生と数学科F先生と体育科T先生。誰が一番背が高い?(右写真

 みな大きい。悩む班の人々。みんな悩んで大きくなるのだ。先生達も悩んで大きくなった。さて、正解は?

 一番大きくなったのは、数学科F先生だった。181cm 歓声があがった。

教育委員会の先生「授業規律もしっかりとあり、最初に授業の目標(めあて)と流れを説明していたのが良かったです。ICT(電子テレビ)を積極的に活用しているのもいいですね。動画もあって。グループでやることで、生徒も安心して相談でき、問題に取り組めていました。」

英語をしゃべる 2組が好き♪

千里 九