学力向上タイトル 指えんぴつ 白紙の紙 自作自問   

千里 九「誰だっけ?人は覚えたことをすぐ忘れるといった人?ぴたっ○ハウス!いやエビングハウスだった。年をとって物覚えがわるうなったわい。人は、悲しいかな、授業を聞いても1時間後に半分を忘れ、家に帰って3分の2、翌日になると4分の1しか覚えていないとエビングハウスは言ったのじゃ。そうそうエビングハウスの忘却曲線じゃった。友人の千利休くんが天正19年(1591年)秀吉の逆鱗に触れ切腹、享年70歳だったとかは、しっかりと覚えているのに。。」     社会

  げに恐ろしきは、エビングハウスの忘却曲線。今日は、テスト返しだったが(右写真)、エビちゃんの言うことが正しいとすると、授業を受けただけで、ふふんとテストに臨んだら100点の半分の半分、25点しかとれないじゃないか。

 社会の先生たちは、社会は全体をつかんでとか歴史は流れだとかおっしゃるが、テスト直前に今さら全体をつかんでも、用語が書けなきゃ、テストでは点数がとれない。実際のテストでは書かないとダメ。それは、やっぱり“書いて覚える!”これが鉄則です。

書いて覚える3原則・・・

 ①   指鉛筆・・・特に授業中に有効である、机に書く。空中に書く。キャンバスは無限にある。いつでも、どこでも、自由に書けるのが指鉛筆だ。

②   白紙の紙・・・に書く。考査前、特に色ペンで白紙の紙に書くと視覚刺激が強くなるので覚えやすい。自分のノートにある、赤いところを何度でも、何度でも。何度でも・・・そんな歌があった・・・ううん、思い出せない、ドリカムの歌だったような。

③   自作自問・・・出題の大半は、当然自分で書いたノートからの問題だ。だから、自分のノートに書いた用語が答えになるような問題を自分でつくる。答える。問題欄と解答欄を分けて書き(表裏でもいい)たとえば今回の2年歴史 Ⅴの問題は歴史カルタだった。「苦労して渡日後建てたよ唐招提寺」答え「鑑真」という風な問題をどんどん作っていく。それを、書いて覚える。で、どれ位覚えたかを確認。間違えたところはチェック。再度チェックした問題だけをやる。テスト前日の夜、ちゃんと覚えているかもう一度確認をして、日が変わる前に寝る。これがpoint!寝れば記憶は定着。朝起きて確認。学校に着いてもう一度確認。2学期中間はこの方法で、打倒!ぴたっ○ハウスだ。

学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく、気づけば気づくほどまた学びたくなる。

アルバート・アインシュタイン