学力向上タイトル 本の背に 分類載せて 「本」しるべ

千里 九「図書館入って天見上げれば、NDC”日本十進分類法”分類記号の世界が待っている(下写真)。」

 国語 チャレンジテスト 

 図書館前ツリー

 雨かんむり

国語に「チャレンジ」(写真1)

 図書館の木(写真2) 雨かんむりに「チャレンジ」(写真3)

 先週の水曜日、3年生はチャレンジテストに挑みました。チャレンジテストの目的は阪府教育委員会によると、「府内における生徒の学力を把握・分析することにより、大阪の生徒の課題の改善に向けた教育施策及び教育の成果と課題を検証し、その改善を図る。」です。試験内容は課題である、「考える力を問う問題」や、「生活に密接した問題」が出題される傾向にあります。今回、国語の問題では、「図書館 NDC”日本十進分類法”分類記号」に関する問題が出題されていました。さて、3年生、正解にたどりつけたでしょうか?NDC(日本十進分類法)

 チャレンジテスト NDC(日本十進分類法)

 チャレンジテストが終わって、図書委員が図書館に飛び込んで来た。国語の問題で図書委員会が採り上げられたと報告に来たのであった。図書委員で良かった?問題本文の内容は、図書委員長と図書委員の3人で話し合いをしている。その意見や話し合いを読んで、あとの問いに答える問題だ。図書館の分類記号に関して出題された。こうだ。154の分類記号(ひゃくごじゅうよんではなく、いち・ご・よんと読みます)の下に2という巻数記号が書かれたラベル(写真1)から、どの主題の本か、選択肢の中から選ぶ。0は総記、1は哲学、2は歴史、・・・9は文学である。選択肢はアが哲学・・・エが歴史。NDCを覚えている人にとっては、簡単、簡単。問題3桁の一番最初の「1」が表す「哲学」が正解である。だが、NDCを理解してないと、ラベルでめだつのは「2」やん。この数字が正解!「歴史」と勘違いした人がいたかもしれない。

 図書館司書の先生「毎月、発行している”図書館だより”の書名の前の3ケタの数字が分類記号です。フッター(図書館便りの一番下の行)でも分類記号について説明しています。次に図書館だよりを読むときには、書名の前の数字にもぜひ目をとめてください。NDC分類は、皆さんが進学する高校や大学の図書館でも、全国の公共図書館でも自分で本が探せる、一生役に立つ知識です。NDC分類記号の3ケタの数字(0~9)の最初の数字が、0類:総記、1類:哲学、2類:歴史、3類:社会・・・と、大きな主題を表しています。ぜひ覚えておきましょう。」

 チャレンジ 雨かんむり 電、雷、需、震、霏、雹、霹、靄 ~ 読んでくれなきゃ おかんむり!

 図書館前には、図書館の木が立っている(写真2)。図書館司書の先生が時宜にあった花(色紙)を咲かせてくれるのだ。咲く花は、不定期である。今は丁度、梅雨の時期なので雨かんむりの花(漢字)で満開だ。雨かんむりの漢字が、いい感じでいっぱい。九中生のみんなは読めるかな?よく使う漢字もあれば、初めて見る(読む)漢字まで、十漢字十色・・・。では、雨かんむりにチャレンジしてみよう(写真3)。結構難しいが、「 雨かんむりの漢字を10字書きなさい」という問題があれば、この図書館の木が役に立つ。雨に3画足した 雪(ゆき)や  4画足した 雲(くも)は大丈夫だろう。電、雷、需、震も読めて書きたい。・・霏、霆、霪、雹、霹、靄、大人でも読めない書けないかも。だが、読み解き考える力を育てるには、国語力の根幹を太くしておくに越したことはない。

梅雨に 零(zero) の表記は 総記かな