学力向上タイトル 「30億分の1の太陽系モデル

千里 九「放送室前に小宇宙ができた。それも九中校区にできたことは人口に膾炙されていない。」

理科1 

理科2

 理科の授業3

 

水・金・地・火・木・・惑星(写真1)

九中校区頭上に惑星(写真2)

 あっちもこっちも惑星(写真3)

  理科の授業4~放送室前に太陽系  

 3年生理科の第2章P47の単元は「太陽系の天体」でした。その学習の中で、とあるクラスの教科担当の先生が、宇宙のひろがりを体感できないだろうか?と考え30億分の1の太陽系モデルを九中にあてはめてみたらと課題を生徒にあたえました。で、みなさん九中校区に様々な太陽系を作ってしまいました。

 この小宇宙は、現在放送室前にいくつか展示され、(左写真)道行く九中生が足を止め水星、金星、地球、火星・・・を身近に感じています。

 理科の教科書 理科の3年の教科書第2章では「太陽系の天体」について学ぶ。人類にとって太陽は必要不可欠な存在だが遠い。地球から約1億5000万kmも離れているのだ。太陽の中心は圧力が2,500億気圧もあり密度がおよそ水の150倍で、温度は1,500万度に達し熱核融合反応によって水素がヘリウムに変換されていることや、エネルギーの塊で太陽系を構成する天体の全質量の99.9%が太陽だなんて一般の人は知らないだろう。だが、存在感のある気になるやつであることは人口に膾炙されている。

 もし太陽が50cmになったら・・・どうだろう。バスケットボールぐらいの大きさだから、太陽でバスケットボールをしたら楽しいかも知れない。体育館でも照明要らずだが絶対にやめておこう。ニュートリノやらガンマ線やらプラズマがとんでて危ないのだ。1,500万度もあるから触れたら大やけどではすまないぞ・・・などと考え放送室前に立つ。

 そこにはオーソドックスな惑星が一直線にあり(写真1)やら九中校区地図頭上に惑星が浮かぶ(写真2)だの、結構作るの大変あっちもこっちもな惑星が並ぶ(写真3)。九中校区地図頭上に惑星では、九中A棟に太陽がある。太陽は万人を平等に照らすが、九中も生徒を平等に照らす太陽だ。地球の軌道はまだ九中の中、ひよっこだ。学校前のコンビニを通る軌道があった。火星だった。地球型惑星(小さい・密度は大きい・岩石)のひとつだと説明がある。視線をずーと南下すると桃山台駅付近をとおる軌道を見つけた。木星型惑星(大きい・密度が小さい・ガスや氷)の天王星が通っていた。よくできてるな。触れてみたい衝動にかられても作品には触れてはいけない。作品を見るだけでも太陽系を身近に感じることができるのだ。

 The sun shines upon all alike 

太陽は万人を平等に照らす