学力向上タイトル自分の解答は宝の山!

千里 九「本当のことを言おう。実はわたし、テストが嫌いだった。テストが返ってくると忘れるための時が必要だった。時の経過とともに記憶がうすれる。中間テストを受けたことすら忘却の彼方へ・・・・。あーよかった。」

 つばめ返しだ。社会科のテスト返しだ!5月29日、3年のとあるクラス。3年社会科担当「・・・よく勉強しているなという跡がうかがえる答案が多かったです。その中に、もったいない、わかっているのになという答案がいくつもありました。それは漢字間違い。ノートに書き写した段階で間違っていないか、資料集、教科書で確認。そして覚えるまで書くことです。10点以上間違えた人も・・・悲しい気持ちになるよね。」

 たとえば2の(2)の問題。答えは田兵」の屯だ。北海道の厳寒のなかで武士が農業をおこなう。たいへんだったろうな。気合いで突き抜けなくちゃ!ということで屯の先は突き抜けます。さて、テストを返してもらったみなさん、間違い直しのあとどうしてますか?

①家に帰って問題用紙を出して、もう一度見直す。② 点数だけ、頭の片隅に記憶しておく。③ あんまり気になりません。問題もどこに行ったか・・・。あなたは何番?③番の人。あなたは将来、大物になる!かもしれません・・・。しかし、そうならない確率も高いでしょう。であるならば、ここでやることはひとつ!①番でしょう。
 自分の解答は実力UPの「宝の山」

 正しい解答を自分のものにする。もう一度、目を通す。間違いを確認する。自分が理解できたか確認するために、もう一度テストを解いてみるのもいい方法です。もう一度、同じテストを受けたら、100点がとれますか?1 度の間違いは仕方ない。でも間違いを放置して、また同じ間違いをくり返していいんですか、あなた?「五箇条の御誓文」をだした翌日庶民向けに発表したのは「ゴボウの掲示」とか「五傍の刑事」と、また書いてしまいますよ。正解は「五の掲示」です。特に今、あえて言う必要はありませんが野菜も難しい。たしか(ごぼう)です。

 同じことを勉強するのは面倒だよ、という人がいます。一回やったからもういいや、という人もいます。何回やろうと、できるように書けるようにならなければ意味がありません。できるようになるまで、です。A 君は2回で覚えられた。B 君は3 回、C 君は1 回。人によって、個人差はあります。覚える必要があるなら、自分に必要な回数をやらなきゃ損、損、もーいーですはん損まで書きぬきましょう。習った日、テスト前、テスト後、何回でもくり返そう!自分の解答は宝の山。それを放っておくのは、やっぱりもったいない。

 試合に負けた翌日から、いやその日から甲子園の星を目指すのだ!みんな。(別に試合に負けてませんが・・・満点の星をめざしましょう)

期末テストまで一ヶ月を切りました。期末対策は、中間テストの復習から!!