学力向上タイトル 「人口膾炙とボレルミドルスクールと美術部

千里 九「萌(もえ)~は、世界共通語であることは、あまり人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)されていない。が、日本のアニメは世界を席巻しているのは人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)している事実である。」

 ボレル1

ボレル

 ボレル3

こちら九中美術部です。(写真1)

あちらBorelです。(写真2)

絵画に言葉はいらない。 (写真3)

  ボレル4~ 第8・9回 国際会議  

 第8回国際会議は、吹奏楽部の打ち合わせと来日人数の確定がおもなものでした。中学生22人、引率の先生4人の合計26人が、10月に九中に来ることが決まりました。細かい内容はこれからですが、生徒たちの地道な交流が続きます。さて、3月5日に第9回国際会議をおこないました。

 MEETING【Question】Borel ⇒ 9th jhs Hi, we are the Fine Arts Club.
Today we have a teleconference with the Fine Arts Club of Borel Middle School!  We showed them our projects such as our “sand pictures” and our “anime.”  They were excited to see our works and asked how we draw and paint them.  There were even works that they said “Moe~” as soon as they saw. 
9:“Here is our anime ” B:“Cool!”  “Great!”  “How do you draw such a wonderful anime?”
9:“That’s the thing we would love to know….” We explained to them that we use adhesive sheets to make sand pictures, and that we use many kinds of instruments and techniques such as color pencil painting with some water applied.  When the chime rang, we did not want to go to class… we wanted to communicate with them longer!

 美術部です。最初九中美術部は、緊張していた。ショルダーV(ぶい)!肩勝った。8時半、相手との交信が始まる。テレビの向こうにボレルの生徒さんたちが登場した。「こんにちは、こちら九中の美術部です(写真1)。」まだ、ぎこちない。表情も硬く緊張のなか自己紹介の声も上ずる。初対面だから仕方ない、向こう側から質問してきた。どんな作品を作っているの?九中美術部は、待ってましたとばかりに砂絵やアニメの作品を紹介する。反応は・・・?“Cool!”  “Great!”だった。

 クール?冷たい?良くないの?と思ったが、通訳の方が「カッコイイね」「すごいね」と訳してくれると顔が一気に和む。安堵の表情の九中美術部。私達の作品を見て喜んでくれた!アニメは万国共通、会話がすすむ。どうやって描いたのかと尋ねてもくれる。とある作品では、いきなり「Moe~」でふふふになった(写真2、3)。九「萌えやて」萌えは英語になっていたのだ。

もともと「萌え」とは、マンガ・アニメ・ゲームなどの少女キャラなどに疑似的な恋愛感情を示す言葉だったが、一般化するにつれ、単に何かが好きな様子を指す言葉になった(デジタル大辞泉より)。 今では感動詞としても使われている。この「Moe~」もそういう意味だろう。九中美術部は、アメリカに認められた。九「これが私達のアニメです」 B「カッコイイ。どうやってそんなにうまく描けるの?」 九「それは私達も知りたい。ははは」 砂絵に粘着シートを使うことや、様々な道具、色鉛筆の技法を使うことなども説明した。キンコンカン、チャイムが鳴ってしまった。こちらからももっと質問したかったのに・・・もっと話したかったの思いとともに第9回ボレル会議は終わった。

有朋 自十月来 不亦楽乎⇒  朋有り、10月より来たる 亦た楽しからずや