学力向上タイトル千里 九「養蚕・・・ちょっとしか採れなくても”ようさん”とはこれいかに。」

 英語1

英語2

英語3

社会1

社会2 

社会3

  2月14日文科省は高校の学習指導要領の改定案を公表しました。社会科では「公共」「歴史総合」が(親切・新設・深雪)され、全ての科目で思考力、判断力、表現力の育成が重視されます。中学校と同様に「主体的・対話的で深い学び」による授業改善も求められます。本校においても、「魅力ある授業の創造」をめざし「協働学習」の取り組みをすすめています。夏の良い点?冬の良い点?

 協働学習 2年英語 ~POWER-UPを目指す~

 Writing & Speaking! 2年生英語今日の授業の目標は、「比較級betterを使って、身近なことの良い点・悪い点を考えよう。」そして、自分の意見を英語で書こうである。テーマは Which is better, summer or winter? Why?だった。大型モニターに「夏と冬の良い点・良くない点について考えるぜ!」が映し出された(英語写真1)。3人寄れば文殊の知恵というが、ここは4人班である。心強い。4人集まって相談すれば何か良い知恵も浮かぶというものだ(左上写真)。浮かんだ(英語写真2)。夏の良い点・・・夏休み、海で泳げる、夏祭り。良くない点は熱中症や蚊が多いヵ。さぁ、知恵がでたところで自分の意見を英語で書こう!Which is better, summer or winter? Why? (英語写真3

 担当者「2つを比べて表現するだけではなく、比べた上で「どちらがいいか、なぜそう思うのか」という自分自身の意見を書くのを目標にしています。受験でも自分の思いを30語程度の英語で表す問題が出題されます。」 

 協働学習 2年社会   ~日本の近代化を支えた製糸業について学ぶ~

 まゆは生糸に、生糸は絹になる。紀元前200年頃、中国の漢と西国との貿易で、絹は重要な役割を果たした。この交易ルートが「シルクロード」(絹の道)となったことは有名だ。さて、日本が工業国としてその地位を守ることができたのは、自分とこで生糸が作れたからに他ならない。「富岡製糸場(社会写真1)」だ。担当者は、生徒達に生糸の自給による近代日本の歩みを教えた後、4人班をつくり実際にマユの入ったボウルを配った(社会写真2)。

 火傷をしないように十分に注意する。熱湯に入ったマユをぐるぐる混ぜるとマユがほぐれだした。そこを、紡いでいくのである(社会写真3)。上手な生徒は、糸を切らすことなく巻いていく。ひとつのマユで、(30m・150m・1500m)になるそうだ。糸がキラキラ美しい。生糸をつむぐ実体験を通して、日本の近代の礎になった製糸業の歴史的意義に思いを馳せた。生徒「ひとつのまゆから1500mもとれるなんて。すごい。」「すぐ切れたけど手伝ってもらって上手くできた。」

 糸つむぎ 協働学習 思い馳せ