学力向上タイトル少人数授業:国語:敬語を知る 

千里 九「授業に参加しなかったら、眠くなる。授業がわからんかったら・・・つまらん。で、少人数。」 

 少人数 国語

少人数2 

椅子の足にテニスボール。

 少人数で学ぶ。「君は敬語をつかえるか?」

 九中では、わかる授業を目指し2年生のすべての国語の時間で少人数授業を取り入れています。先週金曜3限の授業は2年3組。場所は学習室。この教室の椅子は違いのわかるお椅子となっているのだ。椅子の足がテニスボールをお履きなさっている。ちょっとや、そっと椅子が動いてもがたがた音がしない。「静けさや 椅子にしみいる 先生の声」。・・・起立・・礼!と椅子が動いてもがたがた音がしない規律がある、授業に集中できるのだ。そんななか授業は始まった。

授業内容は「敬語」
 今日の授業は、「敬語表現を考えてみよう」。中2では、敬語についての理解を深め生活の中で適切に使えるようにすること相手や場面に応じた適切な使い分けができるように・・と学習指導要領にある。

 だが、TPOに応じて適切に敬語を使いこなせるのは大人でも難しい。中2ならなおさらだ。黒板に先生が、動詞を書いていく。もらう・する・思う・くれる・言う・聞く・・・先生「さぁ、謙譲表現にしてみよう。」指名された生徒が、頭をひねりながら黒板の前にでてきて、あれこれ相談しつつ黒板に書いていく。これが少人数のいいところ。

先生「もらうーもらわれます・・?変やろ。いただくが正解。するーされる・・?おしい。おじゃまするをなんて言う?いたすやで。そや、おじゃまいたしますやろ。じゃまするで-。じゃまするんやったらかえって のあれや。

 すごい尊敬される食べ物が日本には昔からある。『御御御つけ』おみおつけ、みそ汁や。昔みそ汁は、ぜいたくなもんやった。だから尊敬の『御』を3つもつけてもちあげたんや・・・という説もある。」

2年生は、明日からキャンプ、お気をつけて、いってらっしゃいませ。

自分の生活の中でイメージして使うのが敬語マスターのこつ。こつこつ使い続けましょう。