学力向上タイトル 「STF学習(主体的で対話的で深い学び)を目指して」

千里 九「英語の勉強って学校を出てから気になる。社会に出てから学ぼうとする人は多い」

 今ここ

少人数 英語 

 動詞  見る

英語:今は何してる?(写真1)

英語:少人数授業 (写真2)

英語:きめ細かな説明 (写真3)

 新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊が迫っているとして、緊急事態宣言が先週2月8日より延長されていますが、学校教育活動は感染防止を徹底して継続いたします。さて、豊中市では、情報通信技術(Information and Communication Technology 以下「ICT」という。)の効果的な活用をおこなうことで、これまで以上に「子どもたち一人ひとりに寄り添った学び」を実現しようと考えています。さらに英語科では、1年生と3年生で少人数授業(下写真)を取り入れ、指導方法の工夫・改善のもと、「確かな学力」「基礎・基本」の定着を図り主体的に学んでいます。
少人数授業(1年英語)

 少人数分割授業を活用した学び 新学習指導要領では、これまでの学習指導要領の「確かな学力・健やかな体・豊かな心」を改めて捉えなおし、「何を理解しているか、何ができるか」(知識・技能)、「理解していること・できることをどう使うか」(思考力・判断力・表現力等)、「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生をおくるか」(学びに向かう力・人間性等)の3つの柱が示されました。その実現にむけては、情報通信技術「ICT」の効果的な活用が重要となります-・・・ICT を活用した「学び」の基本方針より 

 1年生英語では情報通信技術「ICT」を活用するとともに、一クラスを2つに分割して授業をおこなっている(内容はどちらも同じ)。

 ※少人数分割授業 「主体的・対話的で深い学び」は少人数授業において有効であった。英語科では大型モニターやタブレットを駆使し主体的な学びとして、生徒との双方向な授業を目指している(現在は、新型コロナウイルス感染予防のため一部自粛中)。1年生では特にきめこまかな指導がしたい。少人数授業をすることで、生徒一人一人の理解度を把握しやすい。生徒が授業に参加しやすい。個人指導がしやすい。対話形式の授業がしやすい。”やすい”ばかりがならんだが、少人数授業によって生徒の授業に対する集中力が、じつは”たかい”。

 少人数分割授業での授業改善 クラスに半分しか生徒がいない。何をしているのか気になるところだ。2月9日、某クラスで授業の流れが黒板に明示された(写真1)。今1年生では過去形を習っている(写真2)。「~した」には基本、動詞に-edをつけて使う。-edのつけ方にもいろいろある。だが動詞がわからんかったら、”どうし”よう?心配にはおよばない。そこも学んだ後、問題を解いた。「見る」という一つの日本語でも英語にはたくさんの言い方がある。改めて意味の違いを確認。look atは動かないものをじっと「見る」、watchは動いているものを追いかけるように「見る」、seeはざっくりと広範囲を「見る」ような違いがある(写真3)。新たな文法を確認しつつ、今まで習った動詞なども確認し解いていった。

 担当者「1年生の英語は分割授業です。先生が少ない人数を見ることで、個々でどれくらい理解できているのかを机間指導しながら見ることができます。その中で、生徒教師間で会話をしながら理解を促したりすることも。人数が少ないとアットホーム感が強いので、わからないことを聞きやすい雰囲気が生まれます。あと1か月半ほど、この分割の雰囲気を利用して授業を頑張りましょう!!!」

 授業終え 動詞どうしよ わかったで♪