5月19日 146号 栽培 トマトの育成 ~技術家庭科~
「トマトの抗酸化作用で 老化も降参か」
千里 九「稀勢の里関のがぶり寄りぐらい、トマトのもぎたてはがぶりが一番。」
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気温を計る時間(写真1) |
苗を入れる時間(写真2) |
土を入れる時間(写真3) |
平成24年度から学習指導要領が改訂され、技術の授業で、生物育成の技術(栽培)が必修単元となりました。「毎日の食事や生活環境など、わたしたちの豊かで安心な生活を支えるために、生物を育てる技術が活用されています。生物を育てるためには、人がかかわり適切な時期に適切な管理作業が必要です。(教科書 3年技術 P152より)」
そこで、3年技術の時間に九中では健康にいいものがいいなぁと、トマトを栽培することにしました。トマトは抗酸化作用を持つとされる成分リコピンを多量に含みます。リコピンは悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにし体の代謝を良くするらしい。そんなこんなで、今年も医者いらずのミニトマトを栽培します。
トマト実習
本日は晴天なり。気温もぐんぐん上がった。雨が降ったら作業ができないのだが、ここまで晴れなくてもいいよというぐらいのお天気である。生徒たちはまず、飛び出せ生徒玄関を前に今日の気温を”どんたく祭り”はかった!(博多(写真1))29度まであがるようだ。眩しいお日様の中、今日は3年6,7組が作業をおこなった。
トマトは苗から育てる。そのためには良質の土が必要なので、朝一番から技術科教諭が活躍した。正門前の一角に土を広げ準備万端、生徒がたのしく作業をする顔を思い浮かべつつ、土を整えた。2時間目6組の生徒が、きっと来る。チャイムが鳴り、教室で技術科教諭が栽培について説明をした後、生徒達が生徒玄関から”とびだせ青春”をしてきた。正門前に集合!まず、生徒達は用意した植木鉢にミニトマトの苗を入れる(写真2)。次に土山からスコップで植木鉢にまさ土を入れるのだった(写真3)。ちょっとしか土を入れない・・・なぜか遠慮深い生徒が多い。担当「土は山盛り入れていいぞ。」
トマト実習その2
「水は毎日ですか?」「どのくらいあげたらいいんですか?」の生徒の質問に、「毎日、たっぷりあげたらいいで。植木鉢の下からこぼれるくらいまで、水をあげて。」と先生のアドバイスがとぶ。「こんだけぐらいかな」「もっとやろ」「入れすぎちゃう」わいわいがやがやと水をあげれば、青空のもとでの今日の作業は終了である。
トマトの鉢は一人一鉢である。MY鉢だ。トマトの絵とかドラえもんとかアンパンマン・・・。鉢に自分の名前を書き自分のミニトマトを育てるので愛着がわかいでか!ダニエルやらジョンとか名前をつけた。クラスごとに並べて、成長を見守り観察する(左上写真)。ミニトマトの成長は早い。10日くらいで花が咲く。まずは花が咲くのが楽しみだ。ダニエル!ジョン!待っててね。さぁ、毎日ミニトマトをミニいこう!
A tomato a day keeps the doctor away.
1日1個のトマトは医者を遠ざける