学力向上タイトル 「使える英語」・・夢を実現するために  

千里 九「蛍の光♪窓の雪♪3年生が、九中で受ける定期テストも今回で最後となった。これからの英語が、聞く力、書く力を高めることにあるのは、人口に膾炙している常識だ。英語の向こうに人生がある。」

 英語1

英語2

 英語3

テストに立ち向かう(写真1)

リスニングのポイントはここ(写真2)

英作のポイントはここ。 (写真3)

 英語の入試改革 ~ 英語は使える道具 ~ 

  今日は、期末テストの返却ラッシュです。生徒たちは、手元に却ってきた英語のテストに、Aーとか(Bーは言いませんが)Oーとかは言ってます(血液型か。)間違い直しやテストの解説に耳を傾けました。

 英語の問題が変わる 大阪府教育委員会のHPによると・・・平成29年度入試より(現在の小学校6年生からですが)「実践的に使える」英語教育への転換に向けて様々な施策を講じている。(入試では)「聞く・書く」力をより試す問題が50%以上を占める。 「※書く」は自分の考えを英語でまとめるような思考力を問うライティング問題を意味し、機械的な和文英訳問題は除きます。(左上図)そうなのだ。英語の出題が29年入試から大きく変わることは、誰も知らない。

 No one knows~ 誰も知らないことはない。3年学年末英語のテストにおいてもリスニング、自分で考えて英作する力が問われた。1/26の3年生のフロアーである。中学校生活最後の定期テストが始まった(写真1)。まずはリスニングだ。スピーカーから「用意はいいですか?それでは始めます。」と流れた。アフリカの地図の問題だった(写真2)。英語の説明文を聞いて4つの国名を答える。(これは聞かなくても地理の知識があれば答えられるのだが)The Nile goes from Egypt to Congo and Ethiopia through Sudan.思ったより間違えていた。Bはエジプトだ。(2問目3問目省略)

 書く力 さて、ポイントの英作である。5番の指示英作「誰一人誰がその窓を壊したのか知らない。」英作せよ。おお!でたか、ゾンビ。中間テストにも出た「誰も知らない:No one knows~」を使うのである。「誰一人誰が」・・・ちょっと違うじゃないか。ここは日本語を変えればいいのだ。「誰がその窓を壊したのか、誰も知らない。No one knows who broke the window.」ほらね(写真3)。慣用句とは、ゾンビ?のように何度も復活して出題されるものなのだ。また、誰もとあるが、主語はoneである。だからknowには三人称単数形のsが必然。前にも言った。続いての自由英作文、テーマはDo you think junior high school students should have a mobile phone?(中学生は、携帯電話を持つべきかどうか?)ええやん!という人もいるだろうし、中学生に携帯もたしたらろくな事がない思う人もいるだろう。自分で考える。Yesと思うならIt is very useful and we can send messages to our friends. So I think we should have a mobile phone.などと答える。 Noなら、If I have a mobile phone, we use it too much. We will not study because of it. 

 自由英作は慣れが大事。3年間で培った慣れを皆持っている。私学入試を受験する人、学校によって問題は違うが毎年同じような問題が出題されるので傾向をつかむ。公立は、自由英作のような自分の持っている知識を活用して答えを出す問題が増えているので注意しよう。がんばれ九中生。

 教科担当「一学期中間の出来と比べると、『勉強しているな』『力がついてきたな』と感じた。英語は積み重ね、努力。マジメにコツコツ頑張ってきた成果がついに実を結び始めたよ。私立入試、公立入試まであとわずか。まだ伸びしろがある。夢を実現するための道具として英語を使って欲しい。」  

英語は使ってこそ意味がある。教科担当