学力向上タイトル 「教育実習生を経て先生となる

千里 九「教育実習は3週間、大詰めに入りました。今日行く音楽室は、警報にも負けず音楽の研究授業です。」

チャレンジテスト

 

 教育実習英語

 教育実習 理科

挑む チャレンジテスト(写真1)

教育実習  英語(写真2)

教育実習 理科(写真3)

音楽教育実習~ 音楽は聴いて、なんぼ ~ 

  朝の九中はまさか!で始まりました。前夜から激しく降り注いだ雨は、豊中市に大雨洪水警報をもたらし、本日実施予定のチャレンジテストはどうなるの?予定していた理科と音楽の教育実習生の研究授業は大丈夫なの?

 23日早朝まさかの出来事 いきなりの警報発令だった。晴天の霹靂!周辺の自治体には発令されていないのに、7時前豊中市に大雨洪水警報が発令されたのだ。落ち着け。考えろ。ここはマニュアル通りに、学校連絡メールの発信をおこなおうである。配信した。生徒は自宅待機だ。どうなるチャレンジテスト!実施かどうかの判断は気象庁に委ねられたのだったが、たぶん現場の混乱した状況を気象庁は知るまい。気象庁は豊中市の安全を一番に考えてくれての警報発令なのだから。九中の上空は晴れている。

 もう解除も時間の問題だろうと思っていた矢先の8時18分、豊中市の警報が解除された。直ちに 「・・・昼食を持たせ気をつけて登校させてください。9:30HR、1限目は9:45より開始します。学校給食・購買部はあります。」学校連絡メールを配信した。九中生が三々五々登校して来て九中は日常を取り戻したのである。水を差された感じだったがそこは九中生、1時間遅れでのチャレンジテストに全力で挑んだ(写真1)。

 23日予定どおりの出来事 チャレンジといえば先生になるための教育実習である。6月の終わり頃には実習生が研究授業にチャレンジするのだ。英語(写真2)、理科(写真3)、そして音楽が6限目に1年7組で予定どおり行われた。

 アントニオ・ヴィヴァルディを聴く。彼は、イタリア・バロックを代表する音楽家の1人で、協奏曲の父と呼ばれるのにふさわしいほど多くの協奏曲作品を残した。代表曲「四季」は1725年ごろに出版されたヴァイオリン協奏曲集で、明快で親しみやすい。そこで復習をした後、「四季」の「夏」「秋」「冬」を生徒達は聴いたのだ。それぞれ3つの楽章で構成されているのだが、どれを聴くかは教えない。

 ソネット(短詩)だけを提示してあげるから、それを参考にしながら、どの楽章か考えてみよう(写真左上)。「夏」「秋」「冬」をどう感じようと自由である。音楽は聴いてなんぼ。では紹介文を作ってみよう。ヴィヴァルディもきっとわかってくれる。そういう考え方もありよね、と。協働的な授業だった。

 担当指導教諭「放課後夜な夜な授業研究をした3週間でしたね。授業が進むごとにまとまりがでてきて良かったです。がんばりましたね。」

 「四季」どう感じるかは自由だ 担当教諭