学力向上タイトル琵琶湖博物館:琵琶湖の王さまは、誰? 

千里 九「琵琶湖の王さま?そんなんしーらかんす。授業に参加しなかったら、眠くなる。授業がわからんかったら・・・つまらん。で、今日は理科の授業。」 (答えは、しーらかんすではありません。本文中にあります)

琵琶湖 博物館 2年生が琵琶湖博物館で、班学習をした。いったい何を学んだのか?ある生徒はつぶやく。「そんな昔のことは忘れたぜ。」来週は、中間テストだ。理科もある。琵琶湖の問題がでるかも・・・「ふっ、そんな先のことはわからない・・・」。

 理科が嫌いという九中生は、確かに存在するようだ。だが、理科が嫌いな九中生、ここは、逆転の発想だ。理科が苦手な人が多いということは、好きになれば、大きな武器になるということだ。とはいっても、すでに理科が好きでない、近寄らないであなた、とふだんから言っている生徒が、いきなり理科を面白いと感じるのは難しい。自然が好き。実験がすき。観察がスキ。と感じる生徒なら、もっと前からそう感じているはず(^_^;) 。

 琵琶湖博物館では、さすが琵琶湖の王様と呼ばれるだけのことはある1mを超えるびわこオオナマズbiwako おおなまず(右写真)に圧倒される2年生!琵琶ますの魚群をじっとくいいるように見つめる2年生。(左写真)何を感じているのだろう?調べるものが目の前にあると知りたい芽がにょきにょきあらわれ、興味津々で理科が好きになる。

生徒A「琵琶湖博物館での班学習はあまり楽しみではなかったのですが、実際に行ってみるとめっちゃたくさんの魚がいてまるで水族館に来たような感じでした。魚以外にも大きいお家の展示、昆虫の展示とかたくさんの展示があってとても勉強になりました。琵琶湖のことがたくさん知れて、たくさん見れて良かったです。」

 琵琶湖学習は、ふだん見ることができない化石や魚を実際に見ることで、理科という教科に興味を持ってほしいというおもいで実施しました。だが、毎日博物館にはいけない。水族館にも。

 では、理科を好きになるには・・・何をスキになればいいのか?それは理科の先生を観察し、素敵なところを見つける、その気持ちがリカちゃんだぁい好きになる。明日の理科の授業、1年生では「植物の葉のつくりと光合成」2年生では「動物と植物の細胞」の観察をおこなう。3年生は「遺伝」だ。しっかりと先生をみつめてみましょう。

 理科を教えてくれる先生を好きになるのが一番です。