豊中市立第九中学校 予選  豊中市教育委員会の方々  この本はおもしろい!

めざせ!中学生大会(写真1)

応援見学:豊中市教育委員会(写真2)

代表発表:ビブリオバトル(写真3)

 21日朝から2年生が教室にいません。2年生の皆さんは体育館へバトルにでかけてました。といってもケンカではありません。第1回「豊中市ビブリオバトルチャンピオンシップ」の九中予選がおこなわれていたのです(下写真)。本戦は平成31年(2019年)2月2日(土)豊中市文化芸術センター中ホール(アクア文化ホール)でおこなわれ、「グランドチャンプ本」に選ばれたら、トロフィー(高さ45.5cm程度)が授与されます。いただきましょう。決戦!ビブリオバトル

 ビブリオバトルチャンピオンシップとは? 

 学校司書の先生は耳がはやい。情報をつかむ。第1回「豊中市ビブリオバトルチャンピオンシップ」中学生大会(写真1)が開催されるというのだ。「ビブリオバトルチャンピオンシップ」とは何なのか?これはおもしろい!と思った本を持ち寄って、みんなの前で紹介し「どの本が一番読みたくなったか?」を基準に投票する。最も多くの票を集めたものを「チャンプ本」に決定する。本を楽しむためのインテリジェンスなイベントなのである。

 今回の主催は、豊中市教育委員会事務局読書振興課(写真2)という確かな組織がおこなっている。つまり、教育委員会がバックアップしてくれているから安心だ。それも第1回だ。第1回というのはなんでも記憶に残りやすい。第1回オリンピックは?と聞かれたら「アテネ?」と答えられるだろう。では、第2回は?わからん。第3回は知らん。第1回「豊中市ビブリオバトルチャンピオンシップ」出場を目指し九中予選がおこなわれたのだった。

 ビブリオバトル九中が熱い!! 

 今年2年生が国語の授業の一環で取り組んだ。クラスの中でチャンプ本を選び、各クラスの代表が21日の学年全体チャンプ本決定戦に臨んだのである。体育館に集合すると壇上に設置されたスクリーンにはこれから紹介される本の画像と発表者名、そして巨大なタイマーが映し出されていた。発表者の制限時間は3分間。発表後は2分間のディスカッションタイムがあり、聞き手からの質問に答える。ルール紹介後発表者が紹介された!!各クラスの予選を勝ち上がったチャンピオン7名の名前が呼ばれると拍手と応援の声があがった。会場はあたたかい雰囲気に包まれる。

 今回紹介された本は7冊、ネタバレしないように発表だ。ー『神様の裏の顔』・・・神様は悪人なのか?読者をアッと言わせるおどろきのラスト30ページは680円です。『舟を編む』・・・辞書をつくる人のお話、一生懸命に取り組み楽しさを見つける。それが誇りになると思います。『キャッツ ~ポッサムおじさんの猫とつきあう法~』・・・劇団四季”キャッツ”の原作本です。ミュージカルを見る前に読んで欲しい。生き様を楽しめます。『ようこそ実力至上主義の教室へ』・・・ライトノベルをご存じですか?ライトノベルのおもしろさを伝えるべく紹介したいと思います。『チームあかり』・・・卓球を愛する気持ちは誰にも負けない。この本を読んで卓球部に入部しました。『スマホを落としただけなのに』・・・被害者、加害者、警察の立場から描いています。ストーリーに入り込みやすく次の展開が気になって一気に読んでしまいました。『悪魔とのおしゃべり』・・・悪魔は怒らない。怒るのは正義の味方かヒーローだ!なぜでしょう?ー 発表後はあたたかい拍手に包まれた。

 学校司書の先生「どの発表も、3分の制限時間いっぱいを上手につかい、聞き手に「読んでみたいな」と思わせる話しぶりで、会場からも楽しい質問が飛び出しました。投票は、一人2票で見事1位になった人は、2月2日アクア文化ホールで開催される 豊中市の中学生大会に九中代表として出場することができます。がんばってくださいね。」

 本にで愛(会い) 知的探求 バトルかな