フットサル女子  バスケット 男子  バレーボール 女子

フットサル 女子(写真1)

バスケット 男子(写真2)

バレーボール 女子(写真3)

        ~ 3年スポーツフェスティバル ~    ball  ball  ball   ball  ball     

 2月25日、1・2年生が学年末テストで鉛筆を走らせた後の5・6限目は、3年生が運動場と体育館で走りました。3年生スポーツフェスティバルです。寒さが行きつ戻り、しつつ春の気配を感じる今日この頃、豊中市立第九中学校では5つのボールが元気に飛んで跳ねました。種目は体育委員が中心となり決定した近代?5種球技です。

 九中近代5種球技。

  最後の行事、合唱コンクールは終わった。賞を獲得したクラスも惜しくも逃したクラスも完全燃焼の合唱コンだった。待て。まだ3年生の歴史は終わりを告げてはいない。そうだ球技大会が残っていた。負けられない戦いに火をつける。

 さて、陸上競技の王者といえば男子がデカスロン(十種競技)、女子がヘプタスロン(七種競技)の勝者をさす。優勝者は「キング・オブ・アスリーツ」と呼ばれ、大きな尊敬を集める。では、多種目を競う競技はないのだろうか。実はあった。近代五種である。時は19世紀にさかのぼる。フランスはナポレオンの時代に、戦果を報告するため騎兵将校が、馬で敵陣に乗り込み(馬術)、途中の敵を銃と剣で討ち倒し(射撃・フェンシング)、川を泳いで渡り(水泳)、丘を越えて走りぬけ(ランニング / クロスカントリー)戦果を報告した(参考:ウィキペディア)。この故事を元にオリンピックで近代五種競技が生まれたのだ。では九中に多種目を競う球技はないのだろうか。実はあった。時は21世紀、豊中市立第九中学校3年体育委員会である。フットサル女子(ハンドコート 写真1)、バスケットボール男子(体育館 写真2)、バレーボール女子(体育館 写真3)、フットサル男子、ドッヂボール男女合同(運動場 左上写真)の5種球技をおこない、それぞれの種目の勝ち点を足し総トータルで優勝を競うと決めたのだ。ひとつの種目だけ優勝しても栄光には届かない。優勝クラスは「キング・オブ・ボールゲーム」と呼ばれ、大きな尊敬を集める・・かもしれない。

 試合開始である。

「合唱コンクールで金賞を獲れなかった悔しさをここで晴らそう(金賞は3組)!」と他の6クラスは言いたいところであるが、参加することに意義がある。思いっきり楽しんでほしいと各担任は願い、各競技に熱い視線をおくり応援した。中学校の大切な思い出をもう一つ増やそう。運動場では、わきあいあいのドッジボール、情熱フットサルは見応えたっぷり。部活を終えてのブランクを乗り越え、観客も熱い声援のヨーロッパ、応酬(おうしゅう)だった。 体育館でも白熱した試合が続く。バスケ部員やバレー部員は気合いが入るもブランクのせいかシュートやアタックが決まらない。だが試合が進むにつれ決まりだし、にっこり。

 順位決定は勝ち点で決定する。勝敗は時の運。今日の運は1組にあった。5種目中4種目で決勝トーナメントにすすみ合同ドッジと女子フットサルで優勝し、総合優勝をなしとげた。2位に6組、3位は7組という結果となり、近代5種球技スポーツフェスティバルは幕を閉じた。勝ったチームも負けたチームも、ほんわかと楽しめた一日だった。

 1組担任「得意な種目も不得意な種目もそれぞれありましたが、みんな楽しくボールを追っかけていました。体育大会も優勝していたので最後の行事も・・・、いい思い出がつくれました。」

ありがとう 想いを込めて 球を追う  優勝1組、2位6組、3位7組