サッカー部練習  トイレ清掃  トイレ清掃2

サッカー部練習足を磨く(写真1)

 トイレを磨く(写真2)

トイレ床を磨く(写真3)

  先週中間テストが終了しました。テストが終わればクラブ活動です。サッカー部は19日(土)におこなわれた豊能地区選手権予選で優勝を果たし二次予選へとコマを進めます。部員は今日も足を磨いていました(写真1)。さて、生徒会活動では、執行部が公約であったトイレを磨きました(写真2,3)執行部の「トイレの3K→3S大作戦」も今回で3回目を迎え、普通掃除をしてもしても臭いが改善されない魔境へ、今回もめげずに特別チャレンジです。3Kから3Sへ

 トイレ”清爽”を目指して

 「おはよう」中間テストが終わった翌日1年生のとある教室の黒板に担任の先生からのメッセージが添えられていた。「大事なのは結果だけじゃない!ここからも負けるな・・・気力を集めて元気玉を作るぞ!」運動場では、サッカー部が、1次トーナメント優勝の余韻に浸ることなく、元気に玉を蹴り練習に取り組んでいた。文武両道をゆく。

 生徒会執行部はトイレへゆく(左写真)。後期生徒会から始まったトイレプロジェクトもはや、3回目を迎えることになった。今回は、生徒全体議会で助っ人を募ると、たくさんの委員会から手が挙がった!事前にトイレ掃除の恐ろしさ?を伝えたが、勇猛果敢に手を上げた委員会の皆さんはひるまない。ありがたい。トイレに行くことを、昔の人は”はばかり”に行くといった。トイレは今からいくぞと宣言して行くようなところではなく、人目を憚って行くので「憚り=はばかり」と言うようになったそうだ。人ははばかりに行き、”ホッ”とする。トイレで安心を得、やはりその場所は※”清爽”であって欲しいと願う・・・。※清爽:さわやかで清々しい。

 トイレ”正装”し向かって ~封印解く尿石溢れ笑み溢れ~

 昨年度末にも実施したトイレの大掃除だが臭いの改善には至らない。年度末にきれいにしたはずのトイレの奥底は、またしても尿石が復活し鍾乳洞の世界であった。臭いの根源はこれだ。・・・今までどれだけ掃除をしようが臭いの逆襲!にあう。執行部の面々は”正装”して気持ちを奮い立たす。トイレ清掃の”正装”といえば長靴を履きマスクをし、尿石とり、洗剤、スポンジ、たわし、ロングのゴム手袋などの武具も装着することである。トイレも老朽化しているからなんとかしたいなぁ・・・お掃除レンジャーとなった執行部メンバーは、”悪(臭)の巣窟”へと挑むのであった。特に臭いがひどいトイレBEST(WORST?)3はリサーチ済みだ。尿石渦巻く”ラスボス”は今回も便器の奥底に潜んでいるのもわかった。本気で挑む!初参加の1年生は思わず『無理・・・』とひるむほど敵は強大だ!前期生徒会執行部の『超えられない壁なんてない』という合言葉を胸に秘め、ごしごしとひたすら磨き続けて約80分・・臭いにも慣れた(麻痺した)頃、凄まじく汚かった便器の底の水が透明に変わった。掃除レンジャーたちに”清爽”の気がみなぎった。

担当「今回のトイレ清掃の様子は後日、壁新聞として報告しようと考えています。トイレの構造上、根本的な解決は難しいと思いますが、少しでも快適にすごせるよう、執行部メンバーを中心にたくさんの生徒が立ち上がってくれ本当にうれしく思っています。きれいに掃除をしてくれている人がいるということを考え、できるだけ汚さないようにトイレを使う。そんなちょっとした気遣いにあふれる中学校になるといいなと思います。」

 せいそう”し磨いた末に越えた壁