進路の説明  アドミッション  

評価対象学年 

進路説明会 (写真1)

自己申告書 (写真2)

評価対象学年 (写真3)

  今日から中間テストが始まりました。テストは今の自分の力を押さえるためのものです。さて、先日「3年:白馬修学旅行説明会」を体育館で実施しましたが続きが・・・公立高校の受験の仕方等が複雑になったことを受け、多くの保護者の方にお越しいただくこの機会に「進路ここは押さえときます」を進路担当者より説明させていただきました(下写真)。進路説明会

 君子は豹変する

 進路担当者は社会科教諭である。子どもが初めての進路選択をおこなう保護者が多いと感じていた。公立入試制度は毎年のようにかわり複雑になってきている。ここは早めに保護者の方にも「進路の仕組み」についてご理解いただきたい。「良い進路は良い準備から始まる」だ。

 ということで担当者は社会科教諭から進路担当に豹変した。※”君子豹変す”である。立派な人物であるほど、自分が誤っていることが分かれば、きっぱりと言動を変える。 担当者は誤ってはいないが、 修学旅行説明会の後、「社会の仕組み」についてではなく、「進路の仕組み」について詳細にお話をさせていただいた。※”君子豹変す”・・・「君子」とは立派な人のこと。「豹変 」とは 態度が変わること。

 生徒には豹変して欲しい

 担当者3年生にあがって学習に対する姿勢は変わりましたか?君子(生徒)には豹変して欲しいのですが、まだまだ生徒は豹変しません。平成27年大阪府の公立高校で約1700名の生徒が残念ながら中退しました。やり直しはいつでも出来ますが、高校を選ぶ場合相性もあります。自分の”生き方”を含めて考えましょう。”高校さえいけばいい”と短絡的に考えないことが大事です。」まず、公立か私立かで悩む。それが問題だ。・・・To be, or not to be: that is the question. ハムレットの心境にこれから3年生は突き進む。高校生活等を始める前に中学校生活をどう過ごすか。3年生は大事な選択を決定をしなければならない。

 2014年度の入試から、「どの大阪府公立高校も受験可」となったが、九中生の進路先にあまり変化はおよばなかった。遠くの親戚より近くの・・・で、ご近所が多いのかもしれない。さて、公立選抜制度の特徴のひとつに学力検査や調査書以外に、自己申告書(アドミッションポリシーに基づいて)があげられる。作文だ。テーマは、「あなたは、中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)でどんな経験をし、何を学びましたか。また、それを高等学校でどのように生かしたいと思いますか。できるだけ具体的に記述してください(写真2)。」さぁ、今から具体的に準備しよう。

 選抜方法も詳細に説明させていただいた。 調査書評定は、3年生だけで私立高校なく1・2年の成績も加味される(写真3)。合否ライン上下20%をボーダーゾーンと呼ぶ。ボーダーゾーンの中からは、自己申告書の記載内容がその高校のアドミッションポリシーに極めて合致する者を優先的に合格とする。

 ボーダーに入ったら、自己申告書は、何もしゃべらないがものを言うのだ。公立高校について詳しく調べるには・・・「咲くっと検索 サクセスなび」愛称「咲くなび」。私立高校について調べるには・・・大阪私立中学校高等学校連合会→web ページ資料右)を参考にしてください。

中学校等の生活でどんな経験をし、何を学びましたか。公立高校