土壌整備  プランターへ花植え

キューちゃん花壇 

     土壌整備 (写真1)    プランターに花植え (写真2)  キューちゃん花壇裏で作業 (写真3)

 10月24日からの3日間は、「職場体験学習(CUL)」です。CULとは働く人々と接したり、社会において働くことの大切さ、さまざまな仕事を通して社会の成り立ちを理解する大切な学習活動です。「働く」とは、人が動くこと。2年生は九中を飛び出し校区内外のあちらこちらでしっかりと動いてくれました。しかし、職場が定休日や休館日の時もございます。そんな場合は・・・こちらです。(今回のHPは学生ボランティアが担当しました。監修:校長)PTA花植え 

 With PTA施設委員会

 10月25日午前9時。花を植えたいと6人の”花植え隊”が生徒玄関前に集合した。PTA施設委員会が美しい花、鮮やかな花で九中生を応援しようということで、花壇&キューちゃんメッセージボードの両脇に花を植えてくださるのだ。施設委員長「PTA活動にご協力ありがとうございます。施設委員会では毎年、春と秋の2回花植えを行っています。今回は職場体験の2年生にもお手伝いいただきます。」という言葉で2年生も職場体験を開始したのだった。

 2年生は施設委員長の説明をしっかりと脳に刻み積極的に花を植え始めた。おっとと。その前に土壌整備が待つ(写真1)。今回はプランターの土をすべてひっくり返し、網を敷いて再び土を入れていった。肥料を混ぜて花壇の土を整える作業は真剣そのものである。2年生は優しい。花を丁寧に扱い一生懸命に植えてくれる。作業中の2年生に声をかけると、「プランターの土を掘るのが難しい。」「中腰で花を植えるので腰が疲れた。」と最初は弱音を吐いていたのだが、2年生の軍手が真っ黒になるにつれ鮮やかなパンジー、スミレ、大輪クリサンセマムなどの花が次々に植えられていった(写真2)。どんどんカラフルになっていく花壇を見て「綺麗になってきた!(^^)!」と言って感心し花壇に”関心”を持つ。花植え後、生徒玄関両サイドは色とりどりの花世界がひろがった。

 世界になだたる緑の多い中学校として九中は、つとに有名である。有名といえばキューちゃん花壇も負けてはいない。キューちゃんは隣に花がないと寂しがるのだ。ちょっと待ってね。花壇の裏でも作業が進められていく (写真3)。キューちゃん花壇の両脇には一面黄色のパンジーが広がった(左上写真)。キューちゃん嬉しそう。両脇のパンジーの間に小さいクリサンセマムがたたずんでいてとても可愛らしい。

 花植えを終えての感想 

 最後に全員が集まった。2年生が一人ひとり花植えの感想を話す。生徒「当たり前に植えられていた花が、このように保護者の方が世話をしてどれだけ大変な作業をしているのかがわかった。」と感謝の気持ちを伝える。さらに、「自分で花を植えることでどんな種類の花が植えられているのかを知ることができた。」と話す生徒や「春や秋に植えられていて、毎回違う花が見られるので楽しみ。」など花に興味を持ってくれた生徒もいた。施設委員長もそれに対して、「自信がないスタートではあったが、土壌整備や花植えなど皆さんに助けられました。ありがとうございました。」と感謝してくださる。やるな、2年生。

 学生ボランティア「この花植えの体験を通して、これから登校するときには花壇の花に注目して”自分が植えた花だ!”と胸を張ってぜひ見てくださいね。」 

やってみて はじめてわかる 職場体験