おやじ巡視 腕章

 おやじ巡視2

おやじ巡視3 

腕章は必需品(写真1) 

千里セルシー巡視へ(写真2)

千里周辺は健全だった(写真3)

 おやじ巡視 豊中市では8月27日から2学期が始まっていますが、夏休み中は小学校での夏祭りや、地域の納涼祭など校区のお祭りに、九中生も楽しませていただきました。そこで、子ども達の安心安全を見守るため、「お祭り」には九中職員が出向き巡視をおこなっています。8月最後の日曜日(26日)は、PTAの方も参加して千里中央周辺を「おやじ巡視」という形で巡りました(下写真)。おりしも千里中央周辺は先日の地震の爪痕が色濃く残っていました。9月1日は”防災”の日です。本校では5日に”防災訓練”をおこなう予定にしています。おやじ巡視集合

 千里セルシー

 「千里セルシー」は、複合型商業施設である。何でも揃っている。千里セルシーがオープンしたのは1972年、万国博覧会や九中とほぼ同時に誕生した。いつ来ても賑やかで楽しい雰囲気がある場所だ。最近も文化センター跡地に大型商業施設ができた。セルシー中央には広場があり舞台まである。1970年代には、『パクパクコンテスト』というテレビ番組のひとつのコーナーがここで公開収録され多くの人を集めたことは、もう記憶の遠くの彼方であるが・・・。その後も数多くのLIVEがここで行われ、「AKB48」もやってきた。今でも人が集まる様々なイベントをおこなっている。・・・はずだった。 

 6月18日地震が発生したのだ。気象庁によると〈7時58分ころ、地震がありました。震源地は、大阪府北部で、震源の深さは約10km、地震の規模は5.9と推定されます。〉豊中で震度5強が観測されあちこちで被害が出た。千里セルシーも例外ではなかった。

 おやじ巡視

 夕刻6時半、PTA会長を先頭におやじ巡視隊が九中から千里中央に向かった。先生やおかあさんもいるが、”おやじ巡視”は一般名詞となっているので、おかあさんも大歓迎である。問題はない。問題はないが問題行動抑止のため、巡視隊は腕章(写真1)をつけて歩く。道行く人に、単に大人がたむろして歩いているのではないという印象も与える。まずは、ピンク色がまぶしい100円ショップから回った。中学生がいても不思議ではない。九中生はいなかった。明日から学校なので家庭で宿題に追われているのか?「あっ!いた!」と思ったら、高校生だった。千里の夜は健全である(写真2,3)。

 千里の夜は健全であったが、舞台つきのセルシー中央広場は周囲を仮囲いのフェンスに囲まれ入れない。また、CULでお世話になっている大型スーパーも営業していなかった。お客様各位「地震の影響によりただいま営業を見合わせております(建物の安全確認実施中)。セルシーのHPによると・・・地震の影響の少ない店舗から順次営業を再開しているのだが、エレべーター塔を中心に天井の落下・壁の剥落やひび割れ等の被害が残っていることから、仮囲いによる立入禁止区域を設ける、ということだった(エレベーター塔,セルシー広場,2階貫通通路(東側歩道橋に抜ける通路),4階・5階・6階の各フロアーは立入禁止区域)。他にも営業を見合わせている店がある。千里の夜、問題行動は沈黙す。しかし、千里セルシーの経済に沈黙はない、再開を期待したい。

 担当者「地区委員長さん、地区委員の保護者、九中職員などを中心に千里中央の見回りを行いました。九中生に出会うことはありませんでした。以前は中高生のたまり場となった場所もあったそうですが今は面影もなく千里は健全です。休日の夜にも関わらず、たくさんの方が参加され色々とお話を伺うことができました。今後とも九中校区の落ち着いた環境を守っていけるよう、どうぞ宜しくお願い致します。本当にありがとうございました。」

変わりゆく 揺れの爪痕 巡るKnight