南町公園 清掃中  クリーンアップ実施中  クリーンアップ移動中

 クリーンアップ:護美拾い(写真1)

クリーンアップ:護美応援(写真2)

クリーンアップ:護美探し(写真3)

 「西郷どん!チェスト!!きばれ!!」明治6年(1873年)欧米から岩倉使節団が戻って来て、使節団の大久保利通は「留守中に改革をすすめないはず」と改革を断行した西郷隆盛に詰め寄り・・・、11日NHK大河ドラマ「西郷どん」もいよいよ山場を迎えました。明治時代を切り開いた西郷隆盛の今後の行く末が気になるところですが、時を経て平成30年(2018年)11月10日土曜日、第17回「クリーンアップ大作戦」の様子も気になるところでした。校区4小学校において、「清掃どん!チェスト!!きばれ!!!」とゴミ掃討を断行したのです(写真1、2、3)。清掃後、一陣の風が校区を吹き抜け、人と人とのつながりが待っていました(下写真)。クリーンアップ 終了!

  あちらの小学校区で 

 時間だ。あちらの小学校区では地域の方が整列させ、クリーンアップの意義をお話された。代表の方から今年の大作戦ポイントはここだ!の説明の後、5つのコースに別れて出発した。アップダウンの坂をものともせず、強者どもがゴミをたくさん集めた。九中生の参加者は60名ほど、結構な戦力と期待されている。小学生と一緒にゴミ拾いだ。

 日ごろから清掃が行き届いてるのか、目が届く範囲にゴミは見当たらない。九中生は頭と手を使う。ゴミをほかす人の立場になって考えた。溝や茂みに当たりをつけてゴミを探した。”当たり”だった。だいたい考えていた場所にゴミは捨ててある。お菓子袋やアルミ缶、吸い殻やストローなどを発見しどんどん拾っていく。校区を清掃するのは誰のため?きれいにするのは、実は自分たちのためでもあるのだ。ゴミがある町は落ち着かない。不審者も招きやすい。拾うことで”護美”、美しさを護る。目の前のゴミは自分たちの心だ。拾うことで心も校区もきれいになっていく。

 清掃が終わると・・・。清掃後、豚汁

 豚汁が待っていた(写真右)。前日から買い出しに行かれ鍋やらなんやら準備はPTA&公民分館さんがしてくださっていたのだ。豚汁約800食を用意し、クリーンアップ後に備える。11時前に次から次にクリーンアップ隊が戻ってきた。小学生が最初!という言葉に、中学生は誰も文句を言わない(あたりまえ)。後ろに並ぶ。偉い(当然)。きちんと整列し大きな鍋から豚汁とお箸をいただく。大きな鍋で作ると味も格別に上手い。美味!もう一杯!笑顔、笑顔・・・。小学校の先生「おかわりする人は、あっちから一周してね」、豚汁への道は戻れない一方通行だったのだ。笑顔はブーメラン何周もする児童や九中生達。豚汁を架け橋にあちらでこちらで笑顔が咲く。広報車から はLet it be♪が流れ中学校の先生と卒業生がなつかしい話で盛り上がる。小学校の教頭先生はアンケート回収に忙しい。微笑ましい光景だった。

 地域教育協議会会長/学校長 「みなさん、九中校区を清掃していただきありがとうございました。青空の中でクリーンアップ大作戦を実施でき本当に良かったです。校区を広報車で回り一斉清掃活動を応援させていただきましたが、笑顔で楽しそうに清掃している姿が素晴らしかったと思います。」

  第18回クリーンアップでお会いしましょう。事務局