面接練習虎の巻

面接会場

ノックは有用

面接虎の巻より(写真1)

面接室前では(写真2) 

ノックは有用(写真3)

  ~ 面接練習 ~  3年生がいよいよ進路に向かって走り出しました。私学を受験する人は明後日が出願、そのために面接のある学校は面接練習をおこないます。先週の3年生は面接週間でした。本番に向け校長先生、教頭先生、進路担当、生徒指導の先生による模擬面接、合い言葉は「習うより慣れろ」で、当日の流れを確認しました。進路ストリート

  控え室から入室まで

 人は何のために学ぶのだろうか?答えは君のなかにある・・・。豊中九中進路ストリートには「我が高校に来て」!と訴えるポスターが目白押しであった。その中から明日はきっと来ると初志貫徹、紆余曲折、一生懸命に私学を受ける人は進路先を考え受験校を決定した(左写真)。面接のある学校もある。面接というと誰でも緊張するものだ。そこで、担任の先生から面接の要点を虎の巻(進研ゼミ 中学講座第3号より 写真1)で確認し、習うより慣れろの模擬面接である。

 校長(進路)室前が控え室であった。いすに座り待つ。実はここから面接は始まっているのだ。あなたの立ち居振る舞いが見られている。だから「私、面接では緊張するから控え室でいっぱいしゃべっとこ・・・」はNGである。必ず聞かれるであろう志望理由など伝えたいことを思い出しながら、控え室では静かに待つ(写真2)。順番が来た。こんこんと2回ドアをたたく。「これから面接をお願いします。」の意味をこめてていねいに。ノックは有用!こんこん(写真3)。さぁ、入室したら面接開始だ。

 面接中 

 緊張のなか、テーブルを挟んで見合って見合ってお見合いが始まった。もちろん相撲ではないので対決するのではない。がつんとぶつかってはっけよい”残った、残った”とは違う。ぶつからないで面接官と九中生の間に信頼関係を深め対応するのが面接だ。面接官は、あなたの良いところを見てくれる、”良かった、良かった”を探してくれる。質問に関しては、背筋を伸ばし自信を持って答えよう。「体験入学をされましたか?」と聞かれて「されました。」と答えるのはおかしいぞ。質問内容がいくら考えても解らないときは「わかりません」とはっきり言う。黙ったままにならないこと。面接では「沈黙は金」ではない。質問には的確に答える。ゆっくりしゃべる。面接が終われば、静かに椅子の横に立つ。面接をしてくださって、感謝、感謝。第1志望の学校ならこれから3年間通う学校なのだから、これからお世話になります・・・・気持ちを込め「ありがとうございました」。 で、ドアの前でもう一度敬意を表す礼をすれば、面接官に気持ちは伝わるはず。 

 語先後礼 面接の仕上げが「ありがとうございました」と先に言ってから後で礼をする”語先後礼”だ。人間意識していないと「ありがとうございました」と言いながら同時に礼をしてしまう。本来、年長の人に二つの動作を一緒にやるのは失礼にあたるのだ。面接が終わった。席を立つ。相手の顔を見て「ありがとうございました」と言ってから、その後で礼をする。これでその場の雰囲気が締まる。語先後礼やってみると違いがわかる、びしっ!と決まる。気持ちを込め「ありがとうございました」。ありがとうございました→「あーした」と省略すると明日がこないかも知れないので気をつけよう。

春はそこ 未来の答え 君のなか