スマホ  SNS関連GOODS  篠原さんメッセージ

2015年 SNS講会(写真1)

2019年 講習会用グッズ(写真2)

2019年 SNS講会(写真3)

SNS講習会 もう、そんなことわかってますわ!と九中関係者なら知っています。生徒指導の先生は常日頃から生徒に訴え、保護者の皆さまには校区懇談会で  Care SNS!とお話いたしました。しかしSNSの危険性は、日進月歩?常に進化を続けています。そこで3年前に足を運んでいただいた専門家をお招きしました。NIT情報技術推進ネットワーク代表、兵庫県警サイバー犯罪・サイバー攻撃対策アドバイザーの篠原先生です。先生はネット犯罪や仕組みを知るプロ中のプロの方です。SNS講習会2019 

 スマホ SNSやアプリにひそむ危険

 生徒のスマホ所持率が7割近くとなった。気軽に利用しているスマホだがその半面、興味本位で使用した結果トラブルがおこらないか心配だ?世間では、間違った使い方をして多くのトラブルが報道されている。そこでSNS講習会を通して生徒の規範意識を高め、SNS上でのトラブルを未然に防ぎたいと担当者は考えた。3年前の篠原先生のお話は衝撃的だった(写真1 )。あれから3年が経ち、篠原先生のお話もさらに日進月歩しているに違いない。

 時は2/18(月)1時間目。舞台前の机の上にサイバー関連のコードやタブレットが用意された(写真2 )。「横の人とおしゃべりしてもかまいません。今からお話する情報は共有してください。先生方は後から生徒に教えてもらってください」。寒い体育館でどんな話を聞くねん?という表情の九中生だ。おしゃべりさせて大丈夫か?私語が多く話を聞かなくなったらどうしよう?それは杞憂だった。スクリーンにアプリが表示された(左上写真)。どよめく体育館。フェイスブック、ツイッター、ライン、インスタ・・に混じって生徒達が知っているが先生達はしらないアプリが並んだ並んだ。身近に危機感を覚えるお話の連続に身体が熱くなる。これは”聴”かなきゃ。

 リアル 学校が学校たる所以(ゆえん) S・NS ~S将来にN悩まぬようにSスマートに~

 篠原先生「このアプリの中で使ったことのある人!」挙がるわ。挙がるわ。SNSでは一度つながった相手とは縁が切れない(写真3)。誹謗中傷は投稿者に返ってくる。「危険性を知り、設定や使い方を理解した上で利用しよう」。「○ート(改造)、○ックトック(動画作成アプリ)、○野行動(サバイバルゲームアプリ)・・・わかる人はどれくらいいますか?」アプリの裏側や危険性をおもしろおかしく説明していただいた。笑いがおこる。後ろめたい?生徒から笑顔が消えた。オレ大丈夫か?後ろめたくない生徒もしっかり聴いとこ、であった。アプリで痛い目に遭っても”自己責任”、顔が青くなる前に自分で設定するしかない。このアプリならこうしてああしとかないと・・・心のスキマに、悪が入りこむ。…こわいぞ!知らなかったというだけで、「就職が困難・結婚が難しい・犯罪に巻き込まれる・脅迫のネタにされる」。あっという間の1時間だった。篠原先生のお話は秒針月歩、進化されていた。

 講演後の感想 「動画サイトの利用時間を見たことがあったけど、思ってた以上に利用時間が長くて驚いた。気づかないところでネット依存が始まってると思うとすごく怖いと感じた。」「正直この講習を受ける前は、今まで何回も教えられてるし気をつけているから大丈夫だろうと思っていたけど、自分の知らない情報が漏れるリスクがあるのを知ってびっくりした。」

 スマホが横にあれば気になる。スマホ依存を生む。スマホに疲れる。そうならないためにあるのが学校だ。学校ではスマホはいらない、触らなくてすむ(原則持ち込み禁止)。アプリ相手なら喧嘩しようが殴ろうが謝らなくていい。喧嘩して謝らなければ友達はAIだけになるぞ。リアルな友達を作ろう。話そう。喧嘩したら謝ろう。リアルな関係を築いて!その場所は学校にあると気づいて。学校が学校たる所以(ゆえん)がそこにある。

リアル知る スマホ離して 話聞く