中庭 ビオトープ(2017)

 中庭 ビオトープ  中庭とあじさい2017 睡蓮2017

中庭 ビオトープ(2018)

環境ポスター 中庭とあじさい2018

睡蓮2018

 昨日から期末テストが始まりました。特に3年生になるとテストが続きます(チャレンジテストは地震の影響で9月4日に延期が決定)。しかし”自分を鍛えてくれる”のがテストです。さて、九中の中庭にはビオトープがありアシがたくさん生えているのですが、「ヨシ」ともいいます。その理由はアシが「悪し(あし)」と発音が同じで響きがよくない、そこで、正反対のヨシ「良し(よし)」に言い換えたそうです。あし2018

  変わらない ビオトープ周辺 

 C棟の掲示板には昨年豊中市の環境ポスター展で金賞を受賞した美術部員のポスターが掲出されている。「自分たちの街を住みやすく(下左写真)」自分たちの学校も、当然住みやすくありたい。

 さて、中庭のビオトープ(野生生物の生息する空間)である。昨年の今頃、ビオトープはアシがうっそうとしていた。そこで1学期期末テストの日、ビオトープに興味のあった実習生と教頭先生がアシを運んだ(上写真3枚)。野生生物が住みやすいように、アシを刈り、たわし、ペットボトルなどのゴミを清掃しビオトープを復活させた。あれから丁度1年が経つ。ビオトープ付近の様子は1年たった今も、変わらない。紫色のアジサイが乱舞し季節を感じさせ(下中写真)、昨年淡いピンク色のスイレンの花は今年も咲いてくれている(今年はちょっと白い。下右写真)。むらさき色のトンボ(しおからトンボ)も変わらず飛んでいた。違うのはビオトープの中・・・昨年あったゴミがひとつもなかった。野生生物の生息する空間は住みやすく維持されていた。

 変わらない 人間は考える葦(アシ)である白馬 村男三世 

 フランスのパスカルは、「人間は考えるアシ(葦)である」と言った。昨日は気圧の影響で風が強かった。中庭の九中ビオトープのアシが身を風にまかせてなびく(上写真)。アシは強い風が吹くとすぐ曲がってしまう。だが台風でも身をまかせてしなり、風がやむとそっと身を起こし何事もなかったかのようにただ揺れている。つまり人間は、風に負けているように見えても、風をくぐり抜ける「考えることができる」優れた存在なのだ。九中の先生方は、生徒のみんなに「考える葦(アシ)」になって欲しい!と願う。昨日から期末テストが始まった。机に向かうその姿は、昨年も今年も「考える人」そのもの。最後の1分までアシ、いや良し!脳を使ってよし。テスト後友遠方より来たる。3年生が、修学旅行で仲良くなった白馬村のスター「※ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世(上写真)」さん本人が来校されたのだ。ふだんは白馬村にいることが多いが、神出鬼没。九中生を忘れてはいなかった。※1組の宿のご主人さん   

 3年学年だよりより 学習したことをじっくり見直して、テストに取り組もう。また、提出しなければならない課題は、期限を守って忘れずに提出しよう。大阪北部地震の余震も続き、落ち着かないかもしれませんが、今自分がしなければいけないことにしっかりと取り組んでいこう。

しなやかに つよく育てよ 九中のアシ