タペストリー制作  タペストリー制作2  タペストリー制作3

タペストリー制作始まる。(写真1)

よってたかってちぎって。(写真2)

よってたかって貼って。(写真3)  

 1月25日(金)に予定していた「1年生合唱コンクール」は、インフルエンザによる学級閉鎖等のため3月に延期をしました。幸いにもその後インフルエンザの欠席は減少しております。お昼の保健委員さんの放送「換気して!」が効いたのか?発症率は全学年で1%以下となっています。さて、1年生ですが1月29日に社会科の研究授業(下写真)をし、送る会に向けてのタペストリー制作をおこないました(写真1,2,3)。 研究授業 社会科

 1月29日2限 ~研究授業 桓武天皇の政策

 1年の歴史が佳境に入ってきた。奈良時代を経て平安時代へと向かう。研究授業では、あねさんろっかくたこにしき♪・・・京都の通り名を口ずさむ歌が流れて始まった。丸太町通りを探せ!京都を引き寄せる。なぜ桓武天皇は平城京から平安京へと都を移したか?その核心にせまり協働学習のなかで”確信”に変えていく。つまり都を平安京に遷した理由が”わかるようになる”それが、研究授業の目標だった。教科担当者「歴史的事象に対して自ら進んで疑問を持ち探求していく力をつけてほしい。他者と関わって学習の理解を深めてくれたらなと思っています。」

 平城京では仏教の力を利用し政治に介入していたことを再確認しペア学習を通して考えた。生徒達から様々な意見が飛び出す。”京都は川に挟まれている” ”攻められにくい” ”平城京はお寺がいっぱい" "平城京を天皇がきらった” 平安京遷都にスポットを当てて、最後は4人班となって考えをすり合わす。 

 1月29日6限 総合 タペストリー制作 送るべく切り貼りつなぐ想いこめ~

 卒業する3年生「送る会」への準備が佳境に入ってきた。「送る会」に向けて1年生では「タペストリー」をすり合わす。手前味噌ではあるが51期生ならではの素晴らしいデザインが用意できた。でも図案は内緒。担当者は思う。この原画ならきっと3年生を送る会で舞台上を華やかに飾るタペストリーになるはずだ。1年生はタペストリー制作第一回目の作業に着手した(写真1,2,3)。色紙(いろがみ)をちぎって切って貼って・・・。ふふんと楽しく作業をしていたのだがタペストリー担当者は細かいところが気になる性格、刑事ドラマ”相棒”の主人公右京さんのような先生だった。作業終了後、やはり気になった。次の作業に向けここを気を付けてほしいな、と伝令は走らせないがペンを走らせた。

 各クラスにタペストリー制作のポイントを伝えた。担当者「クラスごとに横の色合いが合っているかを時々、確認する。貼っていく色紙のサイズだが全体的にサイズが大きい。大きいと雑に見える。ここは2㎝×2㎝に近いサイズにちぎってほしい。小さいサイズの色紙を重ねて重ねて貼っていけばきれいな作品に仕上がるのだ。ハサミを使って切っている班があるとも聞いた。形がそろっているよりも切り口がギザギザで、少し白い部分が見えて不揃いの状態の方が味が出る。色紙の白い部分が大きすぎる班はもう少し小さくして。」担当者は知っていた。「おいおい。色紙全体にノリが塗られていないところ、これはいかん。ノリが全面に塗られていないとはがれてしまう。一部がはがれて魚のウロコのような状態になればみっともない。」気になる性格は訴えた。”正確”に作業しよう。こうしてタペストリー制作は微調整され、委員さんを中心に出来上がっていく。「送る会」はそこまで来ている。

小春日に 切り貼りちぎり 1年生