コンシェルジュ  理科 染色体を見つける  進路担当から

授業参観 コンシェルジュ(写真1)

授業参観 理科(写真2)

進路担当より(写真3)

 本日は、参観・評価に関する説明会等に多くの方に来校していただき、ありがとうございました。体育館でおこなった「評価に関する説明会」は、約400席用意した椅子もほぼ満席となり(下写真)、「目標に準拠した評価について」の説明をさせていただきました。 評価方法が変わっても基礎学力を大切にしなければならないのは言うまでもありません。なお、当日お仕事等の都合で参加いただけなかった保護者の皆様には、生徒を通じて資料を配付いたします。評価に関する説明会

 授業参観への道 

  5限の予鈴が鳴った。千客万来。”千客万来”とはお店が繁盛している時に使う言葉なのだが、本当にたくさんの保護者が今年も足を運んでくださった。ありがたいことである。参観といえばコンシェルジュティーチャーが活躍する。今年はB棟2F中央廊下付近だけでなくC棟2Fにも立った。迷宮?の入口に立つ保護者の方に的確に道案内をするのだ。九中の校舎はややこしい。B棟4Fに行きたいのにB棟2F中央まで来てしまうとB棟4Fには行けない構造となっている。「どちらをお探しですか?」「2年1組の教室に行きたいのですが?」中央には4Fに行く階段がない?・・心配はいりません。「ここを突き当りまで行くと階段があります。上がったところが1組です。」

  B棟を抜けC棟まで来てしまった保護者。「理科室はどこですか?」もう近いですよ。目と鼻の先です。だが理科室前はドアがひとつしかないので入りにくい。入り口前に保護者の方がいっぱい。コンシェルジュティーチャー「今は、先生が説明をされているのでもう少し待ってください。実験開始前に入りましょう。」実験が始まった。細胞の染色体を見つける協働学習をおこなうのだ(写真2)。「今です」教室にどっと入られるがこのタイミングなら授業の邪魔にならない。ナイスアシスト!コンシェルジュティーチャーだった。どの学年の廊下、教室も人でいっぱい。保護者の皆さまの優しい視線が学力を向上させる。

 評価に関する説明会 

 学習指導要領に基づき、目標準拠評価(絶対評価)を行っています。まず、[観点別評価]として、生徒の学習に対する「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」を評価します。「十分に満足できる」場合は[A]、「おおむね満足できる」場合は[B]、「努力を要する」場合は[C]と評価します。その際の評価資料や基準は、別紙に記載しています。次に【評定】として、観点別評価を総括したものを5段階で表します。(平成31年度大阪府公立高等学校入学者選抜における府全体の評定平均は3.40と決定)生徒にとって自らの学習状況に気づき、自分を見つめ直すきっかけとなり、その後の学習や発達を促すものとなるよう願っております。また主体的で対話的な深い学びについての取り組みも進路担当より説明をさせていただきました(写真3)。

  学校長「”好事門を出でず”(よいことはなかなか世間に知られない)・・・九中生にはいいところがたくさんあります。ともすれば大人は出来ていないところに目が行きがちですが、出来たところに目をむけ”好事九中の門を出でる”よう、良い面を見つけて伸ばしたいと考えています。」

 校舎にも授業も進路もコンシェルジュ