放水準備  放水!  熱中症予防の放物線

バルブ全開OK(写真1)

放水開始(写真2)

放物線で放熱! (写真3)

 ~ 1学期ふりかえり ~    終業式前日は学年毎に体育館での学年集会が定番です。「人は考える葦である。」そこで各学年「考え」ました。2学期に向けて委員長や各委員会を中心に自分たちの1学期を振り返ったのです。またこの猛暑、酷暑についても保健委員会は考えました。学年集会

 熱中症予防の放物線

 暑い。終業式前日朝から暑い。気象庁の気象用語では、暑い日を「猛暑日」という。日最高気温が35度以上の日で、「真夏日」は日最高気温が30℃以上の日をさす。では、”暑さ”を言葉で表わしたらどんな漢字があるのか?調べてみた。いろんな言い方がある。極暑・酷暑・炎暑・激暑・大暑・盛暑・烈暑・熱暑・厳暑・甚暑・猛暑・・・これだけの「暑さ」が”急”に、九中にやってきたんじゃないのというぐらいの暑さであった。今日19日各学年これだけの暑さは想定していない。

 どうする学年集会。振り返り、締めくくりは必要だ。某担任「体育館に雨が降ればちょっとは涼しくなるやろうけど、この暑さどうもならん。クーラーもないし先生に出来ることにも限界があるねんで。」限界はなかった。教頭先生が屋根の上に登り雨を降らしてくれたのだ。ここ数年封印していた技”体育館屋根への放水”である。各学年の集会開始前に合わせて3回、放水を行った。1年生が入場してくる前(上写真)、教頭先生が体育館に登ったのである(よい子の皆さんは登ってはいけません)。消火用のホースをかり、体育館内側から体育館屋根まで運ぶ。ホースの準備が整う。体育館内消火栓担当者へ”水OK”の合図を出す(写真1)。消火栓担当者がバルブをひねった。ずずっず~っと茶色の水がでたかと思うと屋根の上に勢いよく放水(写真2)。きれいな放物線を描いた(写真3)。放水開始直後は屋根が熱さで焼けている(目玉焼きができる)ので、放水された水が熱闘甲子園の熱さで屋根を伝う。水が熱を奪う。打ち水効果・・・・。体育館内は、2、3度低く感じた。干天の慈雨効果であった。(関係機関には事前に連絡し放水訓練を兼ね実施しています。)

 熱中症予防の予防線 ~ 保健だより 夏休みを前に 

 保健委員会もこの暑さに手をこまねいてはいなかった。熱中症を呼ばない。予防である。「今日終礼で熱中症予防カード(右下写真)を配ります。よく読んでこの夏熱中症を防いでください。」保健だよりも訴える。熱中症に厳重警戒!今週から一気に気温が高くなっています。熱中症のような症状で保健室に来る生徒が増えてきました。屋外、屋内関係なく、気温が高い環境で活動する際は下の表や説明を参考にし、熱中症にならないように気をつけてください!!

●喉(のど)が渇いたと感じる前に、こまめに水分をとる(汗をかいたら塩分も一緒に熱中症予防カードとる)●風通しのよい素材の、涼しい服装をする。●帽子などで直射日光を避ける。●暑い環境の中で活動する場合はこまめに休憩をとる。●日ごろから体調を整える。(十分な睡眠、バランスのよい食事など)
暑い中での活動中に、めまい、立ちくらみ、筋肉痛、頭痛、吐き気など、体調不良を感じたら、涼しい場所で水分補給し休憩をとること。無理をせず必ず近くの人と先生(顧問や学年)に伝えるようにしてください。 安全・安心の夏休みを過ごしてください。

安心に夏休み中安全に